人間関係のカウンセリング。その2、子どもを愛することができない。

明石郁生

明石郁生

テーマ:ACカウンセリングの臨床現場から



お子さんが生まれ、親密な愛情関係が生じます。

その際にご自身の親や養育者との間で、傷ついた感情や、満たされていないお気持ちが癒やされそうとして浮上することがあるでしょう。
親密な関係性を育もうとすればこそなのです。

けれど、浮上してくるものは、おひとりで抱えて癒やすには、おつらいことが少なくありません。目の前のお子さんと同じくらいの年齢の自分自身かもしれません。

長い間、ほっておいたその小さな自分は怒っていますし、

あまりにも怒っているため泣くこともできないかもしれません。そうしたプロセスを経過しているときに、お子さんに愛情を向けることは難しくなることもあります。無理も無いことです。

母とは、ずべて手放しでお子さんに愛情を注がなくてはいけない存在であるというのは、昭和の猛烈に働く男性社会の負の遺産とも言えます。

男性のエゴ(自己中心性、甘え、幻想、歪んだ承認欲求)

と言えます。

母はそうできない自分を責めてしまうことがあります。これはとてもつらいことです。
キレてしまうこともあるでしょう。
あなた自身が悪いとか欠損していることではありません。

それらは

、母自身を癒やす必要があるシグナルである

ととらえると良いと思います。
おひとりで抱え込まないで周囲に相談したり、
専門のカウンセラーと共にその作業をすることを提案します。

https://ikuoakashi.jp/human-relations/

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明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉え、個人や家族、組織のカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

明石郁生プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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