経営者カウンセリングレポート6 仕事への同一化
経営者カウンセリングとは?
カウンセリングというと,困った事を治す場で,そこに行くとカウンセラーに苦痛を強いられるのでは?と日本ではまだ思われているかもしれません。それは私が学び実践しているカウンセリングとはだいぶイメージが異なります。
課題に取り組んでいる経営者の多くは、
自己成長や事業への重要な転機の過程にあると考えています。しかし,日本においてはまだ,経営者,リーダーが個人的なことがらを話す場が少ないのではと思います。
利害関係が生じず守秘義務のある安全な場と時間は、経営者の心の健康にとても重要であると言えます。
*マーケティングというと,「調査、分析」ということを思い浮かぶ方が多いかもしれないですね。経営者のカウンセリングでは、
「自分」をよく知ることを自分マーケティングと呼びます。
どういうときうれしくて,感動して,どういうとき悲しみ,どういうとき怒り,どういうとき勇気が湧き,どういうとき落ち込むのかなど。
原家族のどのような体験が、いまのあなたの動機になっているのか?
原家族でのどのような経験が、いまのあなたが成功することに抵抗しているのか?
自分を知る事に焦点をあてていくと,自分が意識的にまたは,無意識的に抵抗を示す場合がしばしばあります。でも,それは,旅の途中に過ぎません。その抵抗が何なのかをご一緒に時間を使い取り組む事は,自分を大切に扱うことになります。
経営者のカウンセリング導入のきっかけ事例
セミナーや勉強会ばかり出てしまうが,気持ちが続かない。
他社,他人といつも比べてしまう。
つきあいが多いが,経営の悩みを誰にも言えない。
取引先などに言いたいことを言えない。
経営者は孤独だと感じている。
やってもやっても達成感が感じられない。
やる気がでない、何をしたらいいのかわからない。
同じ事ばかりしてしまう。
従業員をどなってしまうことがある。
妻、夫とすれ違いが続いている。
家族に怒ってしまう。
休日も安心して休めない。
家族の事で心配を抱えている。
子供のことで問題がある。
妻や夫の事で問題があると感じている。
恋人の事で問題がある。
目標達成しているのにいつも満たされない感じがする。
ワークホリック(仕事中毒)で人間関係がうまくいかない。
仕事をやめられない。仕事をしていないと落ち着かない。
欧米ではビジネスのメンテナンスにホームカウンセラーを活用することがステイタスになってきているようです。 「マーケティング/カウンセリング」にて自分自身の知恵に気づいたとき、 ほとんどの経営者は,
「あぁ、そうだったのかぁ、自分を見つけることは、こんなにわくわくすることだったのかぁ」と思うようです。
つづく
経営者カウンセリング https://ikuoakashi.jp/presidentcounseling/