経営者カウンセリング10 経営者は自分の適切な評価が仕事です。
レポート1
はじめに。
経営者はエネルギーに満ちています。そして,経営者はまじめですね。事業を起こし,継続し変革し続けるために,何か他人には理解し難い動機を持っておられるのだと思います。
ビジネスを通した達成感,収入,自由な時間,夢を追いかけるロマン,自分が感じている使命感,こんなサービスがあったなら,こんな商品があったなら,自分の持っている情報を世の中に伝えたい,また,収入をぐんと上げて豊かな暮らしをしたい,などなど経営者が十人いらっしゃれば十人さまざまな理由,動機があると思います。
自分自身の直感,課題にチャレンジしていく姿勢そのものが経営者なのかもしれません。経営者は人一倍自分の成長に熱心で,自分を律し,自分の決めたゴールに邁進しておられます。
顧客に商品,サービスを提供し,利益を追求し,雇用を促進し,地域社会に貢献し,法人税を支払うことなどは,社会や地球にできる具体的でもっとも尊い行為であると考えます。私はこれまで出会った私の顧問先さまを心から尊敬しております。
私の事務所は2024年で30期を迎えます。広告プランナー,WEB制作,ITのコンサルタント,マーケティングコンサルタント、臨床心理士、カウンセラーと専門分野を広げたり集中したりしながら仕事をしてきました。いずれのご依頼の中でも一貫して,真摯な経営者に向き合って参りました。その中で,経営者のエネルギッシュな部分を支えている,孤独,苦闘, 怒り,家族や配偶者との葛藤に出会うこととなりました。
そこで,私は経営者が抱えている,「その時の課題」を解決して行くには,マーケティングや企画の技術だけでは足りないなぁ,と痛感するに至りました。
私はそれらに刺激され、アメリカ臨床心理学大学院東京校、麻布十番のクリニックでのインターンを経て、顧問先のみなさまに経営者カウンセリングを提供をさせていただいております。
本レポートはこれまでのケースの中から開示可能なものを(一部編集して個人情報に配慮しております。)を紹介させていただこうと考えております。読んでいただいた方のお役に立てれば嬉しいです。熱心で情熱のある経営者にこそカウンセリングを導入して欲しいと願っています。
つづく。
経営者カウンセリング
https://ikuoakashi.jp/business/