共依存のカウンセリング 外部世界との関係性
共依存の問題やアディクションなど、「問題」の解消にとりくんでいると、解消できない自分は努力が足りない、だめな人だ、などの、近代主義的な自責にハマってしまうことがあります。
いつまでたっても解消できない自分を責めて、毎回同じようなパターンでカウンセリングを中断してしまったり、ワークショップ、セミナーなどのショッピングに邁進してしまうこともあるかも知れません。
そんなときは、
「問題は解消されるべきだ」と言う(自分自身が思い込んでいる)社会に適応を余儀なくされていることに気づきを向ける必要があります。
解消しなければいけないという執着を手放した時に、問題から離れられるでしょう。
こうした弁証法的アプローチ、またはプロセス指向のカウンセリングやワークでは、
人生の本質は、構造、内容よりむしろ「変化の過程」にある。という視点を持ちます。