共依存のカウンセリングその4 「頭ではわかっているのにやめられない」

明石郁生

明石郁生

テーマ:自分自身になろうとする力



共依存の問題やアディクションなど、「問題」の解消にとりくんでいると、解消できない自分は努力が足りない、だめな人だ、などの、近代主義的な自責にハマってしまうことがあります。

いつまでたっても解消できない自分を責めて、毎回同じようなパターンでカウンセリングを中断してしまったり、ワークショップ、セミナーなどのショッピングに邁進してしまうこともあるかも知れません。

そんなときは、

「問題は解消されるべきだ」と言う(自分自身が思い込んでいる)社会に適応を余儀なくされていることに気づきを向ける必要があります。

解消しなければいけないという執着を手放した時に、問題から離れられるでしょう。

こうした弁証法的アプローチ、またはプロセス指向のカウンセリングやワークでは、
人生の本質は、構造、内容よりむしろ「変化の過程」にある。という視点を持ちます。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

明石郁生プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、家族、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉えてカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

明石郁生プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

「あなたらしい生き方」をサポートする臨床心理士

明石郁生プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼