ACカウンセリングとグループワークの治療構造、感染対策。

明石郁生

明石郁生

テーマ:ACカウンセリングの臨床現場から




ACのカウンセリングの特徴は、複数の人物の心の動きによる傷つき体験(家族トラウマの後遺症)に焦点をあてるために、

カウンセラーと行う面接形式のカウンセリングとグループで行う集団心理療法の併用が有効です。これを「ACカウンセリングの治療構造」と言います。

★面接形式のカウンセリングでは、

入室の際に手指の消毒にご協力をいただいております。
面接室ではカウンセラーもクライアントさんもマスク着用。

クライアントさんのご希望で、私の表情が見えない!というケースではフェイスシールドをつかっています。
また、エアコンを使いつつ、窓をあけて換気をし、エアロゾルに配慮しています。

入退室のたびに、ドアノブ、床などをスプレー消毒をしています。


★集団心理療法(グループワーク、ゲシュタルト・セラピー、プロセスワーク等)
 
先週から、リアルグループワークショツプを実験的にはじめました。主催者、治療者として感染対策をできることは全部やる、守秘義務の例外について説明し同意をもらうなど、新しい枠組みへのとりくみの第一歩となりました。
グループワークを行っていらっしゃる方のご参考になれば幸いです。
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当日参加同意(参加される人は同意したことにします。当日紙へのサインあり。)
1,各自、朝、検温する。概ね37,5度以上の方、3〜4日風邪っぽい方はお休みする。
2,行き帰りの交通機関は各自自己責任対策
3,ワーク中マスク着用、ソーシャルディスタンス、奥のドア、入り口を開けて換気
4,手指消毒、励行、各自熱中症対策水分補給
5,万が一、後日、発熱などを感じた場合や陽性となった場合は自己責任で受け入れ、すみやかに専門機関の指示に従う。
追加
6,その際は、保健所、医療機関には、必要があれば、「鎌倉芸術館で心理学の勉強会に参加した」と提示する。また、主催あかしはその旨を鎌倉芸術館に報告する必要がある。
7,必要があれば、参加者に医療機関から連絡がとれるように電話番号を提示する。(守秘義務の例外)
*守秘義務の例外とは、参加者の命を守るために、例外の適用を判断するという選択です。
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明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、家族、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉えてカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

明石郁生プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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