経営は“言葉”で整う。freeeで語れるスコアラーになる「家族経営の経理コーチング(夏休み特集⑥)」

「お金がないわけではないのに、いつもギリギリ」
そんな感覚を持ったことはありませんか?
家族経営や個人事業では、
数字の問題というよりも、
“お金の動き方の特徴”
によって、そう感じやすい状態が生まれます。
家族経営のお金には特徴があります
私はこれまでの現場経験から、
家族経営のお金には大きく3つの特徴があると考えています。
① お金が「すぐなくなる」
もともと回しているお金の量が大きくないため、
・売上が少し変わる
・仕入が増える
こうした変化だけで、
手元のお金の動きが大きく変わります。
そのため、
「気づいたら減っている」
という感覚になりやすいのです。
② どんぶり勘定になりやすい
家族経営では、
・現場と経営を同時に担う
・家計と事業のお金が近い
といった事情から、
“きっちり分けすぎない運営”
になることが自然です。
これは決して悪いことではありません。
③ 「借りて回す」構造になっている
多くの支払いは、
・仕入れ
・給料
・税金
など、後払い(信用取引)で回っています。
つまり、
社会全体からお金を借りて回している状態
とも言えます。
「どんぶり勘定=悪い」ではありません
ここで誤解されやすいのですが、
どんぶり勘定そのものが
資金繰りを悪くしているわけではありません。
大切なのは、
お金の流れが見えているかどうか
です。
見えていないから、不安になるのです
・減っている理由が分からない
・先の見通しが立たない
こうした状態が続くと、
「なんとなく不安」
という感覚が生まれます。
実はここからつながっていきます。
この「お金の見えにくさ」は、
・在庫が増える
・利益と現金がズレる
・判断が遅れる
といった問題にもつながっていきます。
見える化ツールの活用
こうした状態を変えるためには、
お金の流れを“見える形”にすること
が重要になります。
具体的な方法としては、
日々のお金の動きを整理する「日繰り表」
などがあります。
資金繰りの不安に効く「日繰り表」──見える化が安心への一歩
最後に:まずは見える化
「なんとなく不安」
「いつもギリギリ」
そう感じている場合、
それは経営のセンスの問題ではなく、
見えていない状態
が原因かもしれません。
一度、状況を整理するだけで、
驚くほど判断が楽になることもあります。
「どこから見ればいいか分からない」
そんな段階でも大丈夫です。
一度、一緒に整理してみませんか。


