コラム
第三者がいることで伝えられること
2022年1月27日
長くお付き合いをさせていただいているお客様。
先日、夕飯にお招きいただいた席でご主人さまが、
「妻が、この病気になったのは、自分のせいかもしれない。」
とポロリとおっしゃった。
「病気を患われたのは、誰のせいでもないと思いますが、
どうして、そんな風に思われるのですか?」
とたずねると、
「妻の人生は、私と一緒になってからの方が長い。
その間、子育てなど色々ある中、私は、仕事を優先して、
そのサポートが出来てなかったのではないかと思うから。」と。
続けて、
「なので、そのことに感謝して、介護は、大変なことばかりだけど、
妻のために自分が出来ることを精一杯やっている。足りないけどね。」
とおっしゃいました。
私と出会った当初のご主人様は、
奥様の介護は「義務」でやっていると、
仕方なくということをアピールしていましたが、
本当は、こんな思いがおありで、それを私という人間を置いて、
奥様でなく第三者である私に向けて話すことで、
奥様に伝えたかったのではないかとこの時思った。
第三者の私の存在も、片づけ以外のことにも、
少しは役にたっているのかも。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living
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