コラム
色にも配慮
2021年2月26日
年を重ねると、目も老化します。
無色透明で光をよく通す水晶体は、
だんだんと白く濁っていき、
物が見えにくくなり、
まぶしく感じるなどの症状が現れます。
色の見え方にも変化が出て、
黄色っぽく見えるようになり、
青・緑系が黒っぽく感じ、
黄色は白く見えるようになってきます。
なので、紺と黒や、
白と黄色といったような
色の組み合わせは、
見分けがつきにくくなります。
加齢によるこういった症状は、
急激ではなく徐々に進んでいくので、
なかなか気付きにくく、
・白く光沢のある家具などは、
眩しく感じるので避ける
・階段の一番下の段の境目が分かりにくくなるので、
色のコントラストをつけて転倒事故を防止する
など、見え方への配慮も必要になってくるのです。
今は、まだ、自覚がなくても、
今後も安心安全に過ごすために
色の見え方への配慮もお忘れなく!
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living
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