管理職として成功するかどうかの境界線とは!?

山本武史

山本武史

テーマ:リーダー・管理職向け

管理職として成功するかどうかの境界線は
どこにあるとお考えですか??


リーダーシップが発揮できるかどうか?

それとも、

チームをマネジメントする能力?



もちろん、これらも非常に重要なのですが、
もっと根源的で、もっとシンプルな答えがあります。


何だと思います??




それは、

『主語』

です。



すべての管理職は
元プレイヤーです。

当たり前の話ですが…。



そして、多くの管理職が
プレイヤーとしての成果を評価されて
管理職になったはずです。



だから、
基本能力は高くて当たり前なのです。



でも、成功する管理職と
そうでない管理職を分けるのは
何を主語に据えているか、なのです。



これは、僕がこれまで
約2万人に研修を提供してきた中で気づいた
本当に重要なポイントです。




まず、管理者として
成果を出せない方からお話しします。


成果を出せない管理職は主語を

『私』

で考えています。


「私は〇〇をしている」
「私は〇〇であるべきだと考える」
「私の意見は〇〇だ」

といった具合です。



それに対して、
成果を出す管理職は主語を

『私たち』

で考えます。



「私たちは〇〇をしている」
「私たちは〇〇であるべきだと考える」
「私たちの意見は〇〇だ」

といった具合です。




主語を「私」で考える管理職は
個人プレーに走りがちで
部下や後輩を置き去りにしがちです。

また、上司とも衝突しやすです。



しかし、
主語を「私たち」で考える管理職は
チーム全体を見て、
チームメンバーのことを含めて
どうあるべきかを考えるため
チームに一体感をもたらします。


部下や後輩から慕われ、
上司とも適切な意見交換や提案ができます。



これまでの管理職を思い出してください。

どうですか?
上記のような特徴が当てはまりませんか?



そうであるなら、
次世代の管理者を育成する際に
主語を「私」から「私たち」にシフトするよう
チームのことを真剣に考えてもらうと良いでしょう。


また、すでに管理職になっている人で
なかなか成果を出せない人にも
何かを考えるときに「私たちは〜」と
考えるようにアドバイスしてみてください。


主語を
「私」から「私たち」にシフトするのは
実は容易ではありません。


トレーニング期間が必要です。


先にも述べた通り、
管理職になる前のプレイヤー時代には
個人の能力や成果が評価されたわけですので。



でも、管理職として成功するためには
「私たち」視点で考えなければ
成果を出すことも、成長もできません。


ぜひ、考えてみてくださいね!


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