組織力を高める上で必須とされる「オーナーシップ」とは!?

山本武史

山本武史

テーマ:組織づくり

組織マネジメントコーチの山本です。



オーナーシップという言葉は
どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。



端的に一言で言うならば

『当事者意識を持って働く』

ということです。



オーナー(所有者)になったつもりで
仕事をすれば、
どんな問題も『自分ごと』になりますからね。


責任逃れはできないってことです。



ただ、従業員として働いている人のほとんどは
そんなの関係ありません。


実際にオーナーではないわけですから。


株式会社であれば
自社株を持つことで
事実上のオーナーにはなれます。
(共同ですが)


では、株式会社以外で
オーナーシップを発揮させることが
不可能かといえば…、

答えは「ノー」です。



オーナーシップは
先ほどお伝えしたとおり

『当事者意識』

です。



つまり
『自分が関わっている』
という感覚が大事なのです。




その反対は
『私は関係ない』
です。



あなたの病院ではいかがですか?

何かミスや失敗が生じた時
あるいは
インシデントが発生した時

『私は関係ない』
という態度の人はどれくらいいますか?


逆に
『この事態にどう対処すればいいか』を
真剣に考えて提案する人はどれくらいいますか?



ここまで読んでいただければ
勘のいい人ならお分かりですよね?



オーナーシップを育むためにも
『心理的安全性の担保』が必須なのです。



つまり、
「余計なことを言うな」と発言を制したり
徹底した責任追求で立場を追い詰めたり

そんなことをしていたら
身の危険を感じますので、

『私は関係ない』
という態度が正当化されてしまいます。



逆に
自分の意見をきちんと聞いてくれる人がいて
ミスや失敗を報告しても立場は守られるような
(反省や再発防止策の考案は必須ですが)

心理的安全性が高い職場であれば
「私の立場ではこういうことができます」とか
「私たちはこうすべきだと考えます」とか
ちゃんと自分ごととして考えるのではないでしょうか。


オーナーシップを発揮させて
組織力を高めるためにも

心理的安全性を高める工夫を
日々実践していってくださいね!




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