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山本武史

ワークライフバランスを実現するタイムマネジメントのプロ

山本武史(やまもとたけし) / コーチ

ポテンシャルビジョン

コラム

管理者として絶対に忘れちゃいけない姿勢とは

2023年6月29日

テーマ:看護師

コラムカテゴリ:ビジネス

看護部専門組織マネジメントコーチの山本です。


管理者って責任ありますよね。

いろんな決断も求められますし、
頼られると言えば聞こえはいいですが、
いろんな頼まれごとも多いでしょう。

ミスも許されませんしね。


そんな管理者として
絶対に忘れちゃいけない姿勢について
今回はお話ししていきます。


ある調査の結果です。

==============
飛行機の運行について
副操縦士が操縦桿を握っている時よりも
機長が操縦桿を握っている時の方が事故が多い。
==============


「えっ!?」
って思いません?


技術や経験は
もちろん機長の方が上なのに、
なぜそんな事態になるのか?


実は、
『心理的安全性』
が大きく関わっています。


というと
ピンときているかもしれませんが。


副操縦士が操縦桿を握っている時に
機長が危険を感じたら躊躇なく意見します。

そのおかげで
リスクを回避できるわけですね。



でも、機長が操縦している時は
副操縦士は機長に意見しにくいものです。

違和感を感じても
「機長の判断は正しいだろう」
「機長ならリスクも織り込み済みのはず」
などと思い込んでしまい、
結果として事故につながるのだそうです。


心理的安全性の高い関係を築き
積極的にマイナス意見を求めたり、
リスクに対する指摘を受け入れる態度、

これが管理者に求められる姿勢だと
思いませんか?

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山本武史

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