看護管理者のためのタイムマネジメント
看護部専門組織マネジメントコーチの山本です。
管理者って責任ありますよね。
いろんな決断も求められますし、
頼られると言えば聞こえはいいですが、
いろんな頼まれごとも多いでしょう。
ミスも許されませんしね。
そんな管理者として
絶対に忘れちゃいけない姿勢について
今回はお話ししていきます。
ある調査の結果です。
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飛行機の運行について
副操縦士が操縦桿を握っている時よりも
機長が操縦桿を握っている時の方が事故が多い。
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「えっ!?」
って思いません?
技術や経験は
もちろん機長の方が上なのに、
なぜそんな事態になるのか?
実は、
『心理的安全性』
が大きく関わっています。
というと
ピンときているかもしれませんが。
副操縦士が操縦桿を握っている時に
機長が危険を感じたら躊躇なく意見します。
そのおかげで
リスクを回避できるわけですね。
でも、機長が操縦している時は
副操縦士は機長に意見しにくいものです。
違和感を感じても
「機長の判断は正しいだろう」
「機長ならリスクも織り込み済みのはず」
などと思い込んでしまい、
結果として事故につながるのだそうです。
心理的安全性の高い関係を築き
積極的にマイナス意見を求めたり、
リスクに対する指摘を受け入れる態度、
これが管理者に求められる姿勢だと
思いませんか?