管理者として絶対に忘れちゃいけない姿勢とは
看護部専門組織マネジメントコーチの山本です。
身体は元気なのに…
・集中力が落ちている気がする
・決断するのに時間がかかる
・動くことに億劫さを感じる
・些細なことでイライラしてしまう
・すぐ休憩したくなる
こんな症状ありませんか?
実は、これらは脳の疲れです。
休日、しっかり休めば
身体の疲れは回復するのですが
脳の疲れは逆に蓄積することがあります。
脳はデフォルト・モード・ネットワークといって、
特に何かをしていない状態でも働き続けています。
2つ以上のことを同時にやると
特に疲れるそうです。
例えば…
・テレビを見ながら仕事のことを考える
・料理をしながら次の予定を調整する
・食事をしながらテレビを見ながら考え事をする
などなど。
「心ここにあらず」
といった状態です。
英語では
「mindless」というそうです。
その逆が
「mindful」です。
「今ここ」に焦点を当て、
たった一つのことに集中している状態
それを
「mindfulness」と呼びます。
(マインドフルネス)
マインドフルネスといえば
『瞑想』が有名ですが、
その瞑想にもさまざまな種類があります。
一般的には「呼吸」に
焦点を当てたものが有名です。
これは自分の呼吸だけに意識を向けるもので
意識的に呼吸を深くしたりゆっくりにしたり、
逆にコントロールしようとせず
ただ呼吸をしている実感を感じたりします。
他には、食事瞑想と言って
食材の味や香りに集中したり、
咀嚼に意識を向けたりしながら
全神経を食事だけに向けるものもあります。
さらに、歩行瞑想と言って
ただ歩くことだけに集中して
足の裏の接地感や
足の筋肉の動きに意識を向けながら
ゆっくりと動作するものもあります。
僕たちが働いていようが休んでいようが
活動していようが寝ていようが
脳はお構いなしに働いています。
ですので、
一つのことだけに集中することで
意識的に消費エネルギーを
減らす必要があるのです。
また、脳の重さは体重の5%程度なのに
消費エネルギーは20%にもなるそうで、
いわば大食漢な臓器なのです。
体だけでなく、脳をしっかり休めると
仕事の効率はグンと高まります。
マインドフルネス、
ぜひお試しくださいね。