心の落ち着きと仕事の成果を両立する3つのコツ
看護部専門組織マネジメントコーチの山本です。
先日、看護管理者向けの研修プログラムを
提供させていただいたのですが、
研修の前後でめちゃくちゃ雰囲気が変わりました。
何が変わったかというと、
一番変わったのは『表情』です。
みんなが笑顔になりました。
そして当然、
雰囲気もパッと明るくなり、
会話も盛り上がっていました。
中には
「気分が晴れました」
「前向きな気持ちが戻りました」
「久しぶりに職場で思いっきり笑いました」
といった声も聞かせていただきました。
ところで…、
研修って何のために実施していますか?
・能力開発
・スキルアップ
・危機意識の醸成
多くの研修は
上記の3つを目的としているように思います。
でも僕は違います。
正確にいうと、上記の3つも大事ですが、
もっともっと大事なことがあると思うのです。
それは
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笑顔になること
その笑顔をキープし続けること
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です。
なぜなら、
仕事の成果を上げるためには
精神的な落ち着きが最重要です。
どんなに多くの能力を持っていても、
どんなに高いスキルを持っていても、
慌てたり、イラついていては
それらをうまく発揮できません。
まずは
落ち着いて冷静になれること
そして、
笑顔でいられるだけの
心のゆとりを持っていること
これが仕事の成果を高める土台です。
対人支援がメイン業務である看護の仕事では、
特に大事だと思いませんか?
コロナ禍で神経張り詰める場面もあると思いますが、
そんな時でも笑顔でいられる心のゆとりを持ち、
仕事に落ち着いて臨めることが何より大事です。
そのために、まずは管理者が
落ち着きを取り戻して笑顔になる。
その笑顔が部下後輩に伝播し、
患者を笑顔にする。
その様子を見たドクターや
他部署の面々も笑顔になる。
このような笑顔に囲まれる職場、
実現できたらいいと思いませんか?
このような環境をつくるために
研修を活用してもらいたいと
僕は願っています。
愚痴っぽい話って
時と場所を選びますよね?
でも、研修時間内なら
聞かれちゃまずい人に気兼ねすることなく
堂々と愚痴をこぼせます。
もちろん愚痴をこぼすだけで終わると
とてももったいないので、
その愚痴を言わなくて済むようにするために
何ができるかを真剣に話し合いを深めます。
こうして
『愚痴を笑顔に変える』
そんな研修を
僕は心がけています。
研修の目的、
あなたはどう考えますか??