【WLBコラム】「変わりたい!」と思いながら「まぁいっか」って後回しにしてきたあなたへ
山本です。
今日は「給付金を受給してください」というお話をします。
もう一度、結論から言います。
もしあなたが事業主、経営者ならば、
遠慮や躊躇することなく受給してください。
ところで…、
ぼくはコーチングや研修、セミナーなど、
学びを提供する個人事業主です。
昨今のコロナ禍でかなり売り上げが落ち込んでいます。
そんな中、国から支給される『持続化給付金』や
国民一人ひとりに給付される『特別定額給付金』は
とてもありがたいです。
本当に感謝しかありません。
しかし、以前の僕は素直に受け取れませんでした。
なぜなら、
「不甲斐ない自分のために国の税金を使うなんて…」とか
「そんなものに頼るようでは半人前だ」とか
「給付金をもらうなんて経営者として恥ずかしい」とか。
変なプライドが邪魔していたんです。
でも…、
よくよく考えたら大きな勘違いでした。
これらの給付金は、
確かに、受け取るのは僕です。
でも、この給付金は
僕だけのためのものではありません。
どういうことかと言うと、
この給付金で事業を続けるということは、
確かに僕の収入を得ることにつながりますが、
その手前には必ずクライアントさんがいます。
僕の場合は、研修を開催してくれる企業や自治体、
コーチングを受けてくれる人がいて、
その方々にきちんと「学び」というサービスを
お届けできることが前提にあるのです。
つまり、給付金を受け取らないことで
僕の事業が行き詰まったとしたら、
困るのは僕自身だけでなく、
僕のサービスを心待ちにしてくれている
クライアントさんに不利益を与えてしますのです。
しかも、そんな事態を引き起こしたきっかけが
『変なプライド』だったとしたら、
どう思われるでしょうか?
がっかりされても
仕方ないのではないかと思います。
そんなことで迷惑をかけるくらいなら、
変なプライドなど捨て去って、
もらえる給付金、使える助成金や補助金は
きっちり使い、事業を存続させること、
あるいはより良いサービスを生み出すことに
使っていきたいのです。
そして、売り上げを上げて、
その分、納税することで返せば良いのです。
僕たち事業主、経営者は
大きなお金を扱うほど、
大きな事業やサービスを展開でき、
大きなメリットを提供することができます。
それは、お客様に還元されるものです。
それは、お客様の利益の向上につながるのです。
決して、事業主や経営者だけにもたらされる
経済的優遇とは違うのです。
僕は今日、
香川県持続化応援給付金の申請をします。
この給付金は、
お客様を助ける自分や自社を
助けるための給付金なのです。
だから、あなたも変なプライドは捨て去り、
もらえる給付金、使える助成金や補助金は
きっちりもらってください。
それがあなたのお客様への思いやりであり、
あなたの本当のプライドであるはずですから。