部下・後輩からの相談でこんな間違いしていませんか?
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
「組織におけるタイムマネジメントで
最も効果的な対策は何ですか?」
先日、そんなご質問をいただきました。
あなたはどう考えますか?
タイムマネジメントを考えるとき、
個人であれ組織であれ、
その改善のヒントは
必ず『第2領域』にあります。
第2領域とは、
重要だが緊急ではないタスクのことで、
具体的にいうと、下記のようなものです。
・人間関係づくり
・新しいチャンスを見出す
・心身をリラックスさせる
・予防リスク対策を講じる
・能力やスキルの開発をする
・準備と計画立て
などなど。
どれも大切なものであり、
これらを雑務よりも優先して行うことが重要です。
が、あえて一つ挙げるとするならば・・・、
『人を育てる』
ってことでしょう!
人が育てば、
つまり、できないことができるようになっていけば、
必然的に業務効率は向上します。
また、育てる側(トレーナーやプリセプター)と
育てられる側(トレーニーやプリセプティ)の
信頼関係を構築することで、業務の連携強化も図れます。
ですので、タイムマネジメントにおいて重要なのは
『全ての人が育つ環境作り』をしていくことだと思います。
新人や若手だけじゃないですよ。
中堅だって、管理職だって成長が求められます。
さらに、役員や経営者だって同じくです。
全ての人がレベルアップしていければ、
効率はどんどん良くなっていくでしょう。
組織のタイムマネジメントで迷ったら
人が育つ仕組みづくりを考えてみてくださいね!