業務改善を進める上で最も大事なこととは?
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
先日はある自治体さんで
タイムマネジメント系の研修に登壇させていただきました。
対象者は新入職員さん。
4月入庁から約半年が経ち、
やっと仕事にも慣れてきた頃でしょうか。
そんなみなさんに聞いてみました。
「仕事はおもしろいですか?
どんなことを感じながら仕事していますか?」って。
そしたら・・・、
「仕事がおもしろい!」と感じている方もいれば、
「まったくおもしろ味は感じられない」という方もいて
結構、意見はばらけていました。
が、共通しているのは
「忙しい」って感想でした^^;
「こんなにすることが多いとは思っていなかった」
「知らないことだらけで仕事がうまく進められないんです」
「毎日残業で土日はぐったりしています」
ということで、
「タイムマネジメント」ってテーマは
受講生のみんなにとってはピッタリでした。
さて、タイムマネジメントについては
これまでのコラムでもお伝えしてきた通り、
単なる時短術ではなく、
やるべき時にやるべきことをやるための時間の使い方です。
ですが、そもそもタイムマネジメントを行う
大きな目的は何でしょうか?
もちろん答えは、
「幸せのため」です。
僕たちが最も幸せを感じるのは、
「誰かに貢献できたことを実感した時」なんです。
「ありがとう」「助かったよ」
って言ってもらえたらうれしいですよね!
それを感じる最も大きなチャンスが仕事です。
(家事・育児・家族の介護なども含みます)
で、大切なのは、
「誰かから直接言われなくとも、貢献感を感じられるようになる」
ってことです。
「ありがとう」がもらえないとモチベーションが上がらないっていうのは、
他者に依存している証しです。
自立した人は
誰からも感謝されずとも自分がやるべきことに愚直に取り組んでいます。
平たく言うと
「世のため、人のため」って感覚です。
真剣に仕事に取り組み、
その結果をもって「世のため、人のため」になりましょうよ。
真剣に取り組めば取り組むほど
「貢献感」は強くなると思いますよ。
で、そうなるためには、
毎日、意識的な目標を持って働くことが重要になってきます。
その意識目標は、
「たった一つのアレンジをしよう」
です。
僕は「仕事は実験」だと思っています。
(ついでに言うと「子育ても実験」だと思っています^^;)
実験って、結果を予測して仮説を立て、
それを証明するためのプロセスを考えて行います。
で、実際に出てきた仮説を検証して、
結論をまとめていきますよね?
その結果、もしうまくいかなかったら、
また新たな方法を考えたり、
一捻り加えたりしてやり直しますよね?
仕事も同じなんだと思うです。
だって、
仕事にはいく通りもの結果とやり方がありますよね?
で、うまくかなかったら
新たな方法を考えたり、一捻り加えたりしますよね?
だから、仕事=実験なのです。
これを実際にやっている方がいます。
(僕が勝手にそう思っているだけですが・・・^^;)
僕も大好きな
竹原ピストルさんです。
彼は、ライブを年間200本以上するという話を聞きました。
で、インタビューか何かで
「そのモチベーションはどこから来るのか?」って聞かれていました。
そしたら、
「ライブをやると、これをこうしたら
もっとお客さんも喜んでくれるかな?
とか、
曲順が噛み合わないところがあったから、
次はこの順で行こう
とかって、色々考える。
それを次のライブでやってみたくなる。
そんな毎日を繰り返していたら、
いつのまにか年間200本以上ライブをするようになった」
と言うようなことをおっしゃっていました。
つまり、実験を繰り返しているんだってことです。
(なん度も言いますが、
僕が勝手にそう思っているだけです^^;)
やってみて満足がいかないところに
アレンジを加えてみようって
次のプランを考える。
新たなアイディアが出ると試したくなる。
その気持ちに沿って試してみる。
またうまくいかないところが見つかると、
新しい方法や一捻りを見つけては試してみる。
仕事を実験のように考え、
「たった一つのアレンジをしよう」
と考えを巡らせて欲しいのです。
そうすると、
次の日の仕事が楽しみなると思いますよ!
では、今回はこの辺りで失礼します。