【WLBコラム】『なぜ私たちは働かなければならないのか?』生き方改革vol3
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
これまで『生き方改革』についてシリーズで記事を書いてきました。
前回、『目指すべき最終ゴールとは?』で
僕たちがタイムマネジメントを通じて目指すべき最終ゴールについて、
いえ、人生で到達したゴールについて、考えていただきました。
今回は『補足の補足』として、
最後にメッセージをお伝えしたいと思います。
僕自身も2008年の『人生の目覚まし時計が鳴った』時から、
ずっと意識していることです。
僕は・・・、
2008年3月19日に所属企業が買収され、
2日後の3月21日に双子が誕生し4児の父となり、
その3週間後に実父が亡くなるという一連の転機を
『人生の目覚まし時計が鳴った』と呼んでいます。
実は、それまでは所属企業で就いていた
営業職でなかなか成果を出せず、
のらりくらりと中途半端な仕事しかしていませんでした。
買収が決まったその時、
「もし、所属企業が無くなったら転職しかないな」
と思いつつも、
「自分には胸を張れる成果も残せていないし、
同級生たちとは全く違う業界に来ているからコネもないし」
などと、最初っから諦めていました。
が、最後の『父の死』を経験した後、
父の人生について一人で勝手に振り返っていました。
「父は何を目指していたのだろう?」
「どんなことに喜びを感じていたのだろう?」
「もし、命を取り留めたとしたら何がしたかったのだろう?」
「僕たちに残してくれたことは・・・」
などと悲しみの中、いろんなことを思い出しながら
遺品整理をしていると、
家族宛の手紙が出て来ました。
一人ひとりに宛てた父の願いのこもった手紙です。
僕宛の手紙を読んで涙が止まらなくなりました。
自分の身をもって『生き方』を教えてくれた
父が残した最後のメッセージ。
それ以降
「本当の自分とは何か?」
「やりたいことを実現するためにはどうすれば良いか?」
「自分の4人のこどもたちに何を伝えたいのか?」
と自問自答するようになったのです。
そして、少しずつ前を向き始め、最初に目にしたのが、
ベストセラー『鏡の法則』の著者でプロコーチの
野口嘉則さんのブログでした。
まだまだ悲しみの残る中でしたが、
夢中で読みました。
というか、記事から目が離せないといった感じで、
当時公開されていたほぼすべての記事を読みきりました。
そして、その時はまだ漠然としていましたが、
「こんなふうに誰かの励みになりたい」
と思うようになったのです。
そして、それから5年後にプロコーチとして独立し、
その翌年には、僕を救ってくれた野口嘉則さんから
『人間学実践塾』という直接学ぶご縁をいただきました。
そのご縁には、本当に感謝しかありません。
そして、
その時に植えつけていただいた生き方がこれです。
『生き方を考える生き方』
僕たち人間は、
漢字で表す通り『人』の『間』に生きています。
出会うすべての人があってこその、
『わたし』なのだと思うのです。
心理学者のアドラーが掲げる心理面の目標の二つ目
『人々はわたしの仲間である、という意識』をしっかり持ち、
出会うすべての人に感謝をしながら生きていきたいものです。
なぜなら、僕たちは、その出会う人すべてに
何らかの影響を少なからず受けているからです。
失意のどん底にあった僕を救ってくれた
野口嘉則さんとの出会いのように劇的なものもあれば、
普段よく行くスーパーやコンビニの店員さんのように、
いつも通りの出会いもあるでしょう。
しかし、間違いなく、
僕たちはその一人ひとりから影響を受けています。
時にそれは感謝に値しないものもあると感じることもあるでしょうが、
今の自分を構成するかけがえのない出来事であるはずです。
その良し悪しを決めているのは、
自分の今の目的であり、絶対的な評価ではありません。
すべての出会いを、その中でなされる経験を有難いことと捉え、
その都度、生き方を考えるきっかけを与えてくれたその人に
感謝の気持ちを持ちたいものです。
家族、友人、知人、恩師、同級生、
上司、同僚、部下、先輩、後輩、
仕事上おつきあいのある方などなど、
本当に多くの方々に会う機会があることでしょう。
すべての人との出会いに感謝しつつ、
自分の生き方を考える生き方をしていきませんか?
そして、その生き方を実践するべく、
今の時間の使い方を見直してみませんか?
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