外壁のひび割れ原因と塗り替え時期
塗り替えを検討するきっかけについて
築15~20年経過した一般住宅・マンション・ビルでは、使用している塗料にもよりますが、目視で確認できる劣化が発生している可能性があり、塗り替えを検討する時期でもあります。
ただ、ここまで経過したサイディングの外壁の場合、塗り替えばかりでなく、サイディングのボードと、ボードの境目にある継ぎ目に充填されている、シーリングが劣化しているので、打ち替えが必要となってきます。
また、モルタルの壁の場合、ヒビが発生している可能性があり、クラック修繕してから塗り替えなければなりません。
美観よりも耐久性を向上したり、建物の保護を重視します。
築15~20年経過した建物は大がかりな塗装工事が必要に
築14・5年経過した一般住宅・マンション・ビルでは、メンテナンス時期に入ります。
この時期に外壁のメンテナンスを怠ると、築20年経過した時には、大がかりな外装工事が必要になってきます。
この時期は、外壁のモルタルやサディングの再塗装は必ず行いましょう。
訪問販売の塗装業者に建物の傷みを指摘されると、心配なって外壁塗装の塗り替えを考えてしまいますが、すぐの契約は避け、ご自身で業者探しをされることを、おすすめします。
このような場合、築年数と指摘された建物の傷みだけを考えれば良いのです。
例えは、築5~6年の一般住宅・マンション・ビルで、わずかな外壁塗装のヘアクラックを指摘されても、その部分だけを補修すれば良いのです。
商店・商業施設の場合、集客を目的にリニューアルし、外壁の色を塗り替えることがあります。
一般的な塗り替え時期の目安について
築14・5年前後の一般住宅・マンション・ビルを所有している人は、外壁の塗り替えを考えなければならない時期です。
この時期の外壁は、光沢が無くなったり、シーリング材の部分的な劣化、カビ、コケの繁殖が見られることがあり、塗り替え時期の目安となっています。
ただ、塗り替えにかかる費用の相場や塗料なども考えなければなりません。
塗装工事費用=建築面積延べ床面積(㎡)×塗装単価(円/㎡)になるので目安にしましょう。
塗装単価は、アクリル系塗料で1,000~1,200円、ウレタン系塗料は1,400~1,600円、シリコン系塗料は1,800~2,200円、フッ素系塗料は2,800~3,500円、光触媒・無機塗料は2,800~3,500円、遮熱・断熱塗料(ガイナ)は、川田建装へお問合せくださいませ。
一般的な外壁塗装の耐用年数について
一般的な外壁塗装で使われる塗料には、アクリル系塗料、ウレタン系塗料、シリコン系塗料、フッ素系塗料、光触媒・無機塗料、遮熱・断熱塗料(ガイナ)があります。
アクリル系塗料の耐用年数は5年から8年程度、ウレタン系塗料の耐用年数は6年から10年程度、シリコン系塗料料の耐用年数は8年~12年程度、フッ素系塗料の耐用年数は12年~15年程度、光触媒・無機塗料の耐用年数は13年~15年程度、遮熱・断熱塗料(ガイナ)の耐用年数は13年程度です。