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吉田洋一
心身発達の心理士
吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です
吉田洋一(心身発達の心理士)
一般社団法人JSTC
子育てにおいて親子の間はいつもいつも上手くいくとはかぎりません。人間同士だから対立や葛藤が生まれて当然です。いや、それあってこそ子どもは大人へと育つのです。わが子は思い通りのわが子であってくれな...
<親や支援者はどうかかわるのか> 発達障害とは、いうなれば子どもの側の育つ困難のあらわれです。ここからは養育者(親)の側の子どもを育てる困難、子育てのむずかしさから生じる失調について考えていき...
<知的障害や自閉症スペクトラム> 注意集中や衝動コントロールの力は、発達を通して培われる力だから、発達のおくれはしばしばADHDの特徴をもたらします。知的障害や自閉症スペクトラムの子どもたちに多い...
<自己コントロールができず落ち着きのない子> 部分的な発達のおくれのもう一つが、DSMでいう「注意欠陥多動性障害attention deficit/hyperactivity disorder;ADHD」です。ICD-10では「多動性障害hyperkinet...
<学業不振と支援> 3 ADHDの子 ADHDなど注意の持続的集中が苦手な子どもたちに、知力にみあわない学業不振がみられることが少なくありません。漢字は読めれば書けるわけではありません。計算の方法がわ...
<学業不振と支援> 2 自閉症スペクトラム領域の子 知的なおくれのないアスペルガー症候群領域に入る児童生徒のうちに、知力にみあわない学業不振をもつ子がいます。理由はその子によってちがいます。...
<学業不振と支援> 知的なおくれはないのに学業が伸び悩む児童生徒、やればできそうなのにやってもできない児童生徒がかならず教室にいます。それも基礎のところまでつまずいているため、どんどん勉強がお...
<脳病理学的なアプローチ> 近代社会になり公教育がはじまったとき、どうしても勉強についてこられない子どもが一定割合でいる事実が明らかになり、そこから知的障害(精神遅滞)の概念が生まれました。と...
<部分的な発達のおくれとは> ここからは全般的な大きな発達のおくれはないけれど、何らかの特定の発達領域に限って明らかなおくれがみられるものを述べます。これは、学習障害とADHDです。 もちろん、ど...
<なぜ急増したか②> 日本の場合は60年代からアスペルガー型自閉症が知られており、診断カテゴリーにも入っていましたので、必ずしも診断範囲の拡大だけでは急増を説明しきれません。アスペルガー症候群領域...
<なぜ増加したか> 90年代から発達障害、とりわけ自閉症圏の増加がいわれ、やがて一種の発達障害ブームのような様相を呈するようになりました。もし自閉症スペクトラムの有力な要因が多因子遺伝による自然...
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