子育てには「心地よい刺激と楽しい運動」を35
子どもの心身の発達に「心地よい刺激と楽しい運動」をどう加えていただけるかという視点で子育てを考えてみましょう。
その答えは一つではなく、皆様方なりにあります。
子育てに迷ったときは、その子育てが「心地よい刺激と楽しい運動」に適応しているかどうか考えてみましょう。
運動で留意していただきたいのは、子どもという個を中心にまたたいせつにする運動だけが「脳の可塑性」を促進させます。団体やチーム運動には効果はありません。
その子なりにできる運動が「心地よい刺激と楽しい運動」なのです。
また、「その子の内側の体験の世界」の子どもさんには、いろいろな特性があります。
わが子が発達障害であるかどうかということではなく、また、それが何だかんだではなく、わが子を理解し、「心地よい刺激と楽しい運動」を加えてあげることが重要なのです。
この子育ては、胎児から始まります。
それは、その子に「楽しく心地よい刺激と運動」を与えることなのです。
胎児や乳児、幼児(3歳児まで)は「心地よい刺激」です。
幼児(4歳以上)からは「楽しい運動」です。4歳以上の幼児には「心地良い刺激」は並行して内在します。
これが、私の研究における、育児方法であり、「子どもの心身の発達」及び「子どもの心身の伸びしろ値の向上」です。
この取り組みは、すべて最新の脳科学の研究成果を基にするものです。
また、テニス指導においても同様です。よって、テニス指導においては、他のスポーツ指導者とはすべて異なるものです。
また、この画期的な指導法は「脳を育てること」につながるものです。
26回目の「心地よい刺激と楽しい運動」を解説します。
そして「楽しく、心地よい」身体運動と刺激が「脳をつくる」を解説します。
また、この脳をつくることが「子育て」になります。
どれもこれも、その子のみの子育てにつながります。
またその子の特性を理解しながら、子育てにつなげていくのです。
「脳を育てること」が「子育て」ですので、皆様ももう一度、最新の脳科学における「運動と脳」の新常識をご理解ください。
前に解説していることを再度述べるかもしれませんが、子育ての皆様が「子どもの脳のことを理解しながら、「子育て」をこれからもお願いいたします。
ご注意申し上げますが、脳というと大人の皆様方は「知識脳」つまり「暗記脳」と早合点しますが、「知識脳」ではありません。
お分かりにならないとは思うますが、子育てに積極的に使うのは「運動脳」です。
子育てにとても重要なことを述べました。
「運動脳」の解説18
脳の発達には「楽しい、心地よい身体運動」を行う環境が必要Ⅱ-2
前回に続きます。
実際、ワクドキタイムに関する先のアンケートでは、「ワクドキタイムで楽しかった活動は?」も尋ねています。それによると、上位にランクされるのはスポーツのような活動というよりも、「鬼ごっこ」、「チャンバラ」、「ケイドロ」、「長縄」、「大根ぬき」、等々、伝承遊びのような活動ばかりなのです。このように考えると、「伝承遊び」は子どもたちがワクワク・ドキドキできる極めて優れた文化といえます。
そうはいっても、スポーツの価値をすべて否定しているわけではありません。ワクワク・ドキドキすることが大事なのはおとなも同じです。また、これだけ時代を越えて継承されてきた文化です。この事実は、「スポーツ」がおとなたちをワクワク・ドキドキさせりことができる優れた文化の一つであることの証といえます。
考えてみれば、「いないいないばぁ」や「たかいたかい」のように赤ちゃんには赤ちゃんの、「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」のように子どもには子どもの、「スポーツ」や「芸術」のようにおとなにはおとなのワクワク・ドキドキ活動があると思うのです。これらは、年齢とワクドキ活動が一致していないと奇妙な光景になってしまいます。だって、「たかいたかい」をして喜んでいるおじさんがいたらどうでしょうか。ちょっと、気味が悪いですよね。乳児や幼児がスポーツを行うことも同じなのではないでしょうか。私たちおとなは、自分たちの文化を子どもに押しつけてしまわないような注意が必要ということです。
と同時に、子どもがワクワク・ドキドキしている瞬間、キラリと目を輝かせている瞬間は、子ども自身が前頭葉(≒心)を育てている瞬間であるともいえ、そのような活動こそが必要なのです。
野井先生の解説を含めて私の私見ですが、中学生までは競技スポーツも含めてスポーツは、「遊びという、楽しい心地よい運動」として捉える必要があると思っています。なぜ、中学生までの子どもなのでしょうか。それは、現代の子どもには外遊びができない環境や現状にあるからです。外遊びといえば、おとなには「何言ってんの」といわれそうですが、子どもにとって外遊びは「心身の発達づくり」なのです。
とても大事な、たいせつな「あなた自身のわが子への子育て」が始まっています。
次回に続きます。



