やりとりから関心の共有が始まる2
「その子の内側の体験の世界」第25回目を解説します。
キーワードは、「その子を知る」「その子にはたらきかける」「その子を見守る」です。
また、今まで解説してきたことと重複するかもしれませんので、今までのコラムも再読していただければ幸いです。
「その子を知る」24
3具体的操作期
この時期は、ほぼ学童期にあたります。
1個30円のチョコレート菓子を10個買うといくらになるかといった具体的なことがらについてとらえることができるようになります。
チョコレート菓子の数のような字生活のなかで見たり聞いたり触ったりできるような具体的な体験の時期です。
少しは理屈を言えて、自分なりに論理でものを考えられるようになりますが、まだ自分自身の具体的な生活的な体験や欲求を離れていない論理で、独りよがりのところがありで、「子どもの理屈」でしか理解できない段階です。
次回に続きます。