言葉の綾の段階(言語獲得のプロセス)
その子の内側の体験の世界」第12回目を解説します。
キーワードは、「その子を知る」「その子にはたらきかける」「その子を見守る」です。
また、今まで解説してきたことと重複するかもしれませんので、今までのコラムも再読していただければ幸いです。
「その子を知る」11
○ピアジェとフロイト
代表的な発達障害が「知的障害(精神遅滞)のグループ」と「自閉症スペクトラムのグループ」とに大きく分かれます。
ピアジェの発達論は、基本的に認識(理解)の発達の歩みを論じたものです。
フロイトの発達論は、基本的に関係(社会性)の発達の歩みを論じたものです。
この二つの両極の理論からなる精神発達の本質構造をみることにしましょう。
次回に続きます。