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小学生の発達の症状の特徴136

吉田洋一

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テーマ:子育てをめぐる問題

小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は136回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
 これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
 「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
 また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。

27 触れる感覚が過敏、衣服のこだわりが強い
<うちの子の場合は>
 うちの子も感覚が敏感で、圧迫感のある衣服を嫌がります。
 うちの子も感覚過敏です。
 帽子のあご紐が苦手で、体育の授業であぶる運動用防止のあご紐を嫌がります。
 靴下はいつの間にか脱いでしまいます。
 どこでも靴下を脱いで、靴下をなくしてしまうので困っています。
 いつも自分の気に入った同じ服ばかり着てしまいます。
 硬めの布地を嫌がり、柔らかな生地が好みで、特にタオル地の衣服が大好きです。
 触れる感覚の過敏さは、年齢とともに少なくなってきましたが、今でも耳かきは苦手です。

  次回に続きます。

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吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

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