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小学生の発達の症状の特徴125

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テーマ:子育てをめぐる問題

小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は125回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
 これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
 「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
 また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。

24 変化が嫌い、学校行事が苦手
<学校に期待すること>
○その子への配慮
 時間割が急に変更になるときは、先生が忙しい場合はその子への特別な対応が難しいことがあります。
 学校行事の場合も先生が特定の子だけへの対応が難しくなります。
 担任の先生だけではなく、保健室の先生や補助的な先生などの協力をお願いしながら、その子への配慮をお願いしましょう。

○学校行事は見学させましょう
 通常の体育の時間では、体調不良の子は見学させます。
 学校行事でも「見学」させてもらいましょう。
 運動会に参加できない場合は、集団の外から見学をさせてもらいます。
 体育館の行事では、体育館の隅か体育館の外から見学させてもらいます。
 遠足は自動車に乗って移動させてもらいましょう。
 学校行事に参加できないその子には、体調不良の子と同じ対応をお願いしましょう。

  次回に続きます。

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専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

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