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小学生の発達の症状の特徴123

吉田洋一

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テーマ:子育てをめぐる問題

小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は123回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
 これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
 「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
 また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。

24 変化が嫌い、学校行事が苦手
<改善方法の具体例>
「家庭で行うこと」
○予定表を作りましょう
 学校行事などの予定表を作って、どんな内容があるのかをその子に理解させましょう。
 運動会や遠足などの学校行事の予定表を作って、その子にどんなことがあるのかを事前に教えておきましょう。
 運動会では大きな音が流れることや大勢の人が運動会を見に来ること雨天で延期になることなどをいつもと違う学校生活があることをイメージトレーニングしておきましょう。
 
 いつもと違うことをしてみましょう
 ・いつもと違う道を通ってみましょう
 ・いつもと違う部屋で食事をしましょう
 ・いつもと違う部屋で寝てみましょう
 家庭でいつもと違うことをやってみて、急な変化に対応できる練習をしましょう。
 変化への対応をちょっとずつ簡単にできることから始めましょう。

  次回に続きます。

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専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

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