幼児の発達の症状の特徴10
小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は121回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。
24 変化が嫌い、学校行事が苦手
<うちの子の場合は>
うちの子の場合も変化を嫌います。
でも、学校行事は楽しめるタイプでした。
うちの子の場合も手順にこだわり、変化を嫌います。
何でも同じことを繰り返すことを好みます。
何かいつもと違ったことがあると不安で私に何度も質問をしてきます。
しかし、学校行事では楽しめていて、運動会などを怖がることはありませんでした。
ただ、運動会のダンスなどではみんなの動きについていけませんでした。
それでも、行事自体を嫌がることはありませんでした。
次回に続きます。