小学生の発達の症状の特徴3
小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は80回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。
15 極端に不器用です。工作が苦手です。絵が下手です。
<改善方法の具体例>
「工作や絵を上手に、不器用さをなくすために、家庭で行うこと」
○昔遊びをしましょう
昔遊びをしましょう。
・けん玉
・お手玉
・折り紙
・紙飛行機
・あやとり
昔ながらの遊びで指先の感覚が鍛えられます。
遊んでいるだけで集中力が高まり、脳を活性化させます。
部屋の中で遊べて、指先や手先の動きや体の動き、リズム感が鍛えられます。
親子で楽しめるので、その子と一緒に遊んでみましょう。
次回に続きます。