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小学生の発達の症状の特徴27

吉田洋一

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テーマ:子育てをめぐる問題

 小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は27回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
 これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
 「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
 また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。

6 会話の理解力がない。変なおしゃべりをする。
(続き)
<うちの子の場合は>
 うちの子も会話が苦手で変なおしゃべりをします。
 うちの子の場合は、会話の理解力は弱いです。言語が苦手です。文章を読むことや文章を書くこと、話をすること、話を聞くことなどこういった言語全般が苦手な特徴があります。学校の国語の勉強が理解できていません。
 幼児のころは言葉が遅かったです。それでも、電車やバスの車内放送を覚えて、それを繰り返ししゃべり続けていました。電車でお出かけしたことを、私にずーっとしゃべり続けたりすることもありました。言葉がでるのが遅くても、変なおしゃべりはします。

 次回に続きます。

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吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

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