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コラム
幼児の発達の症状の特徴51
2024年4月27日
3歳から6歳児の幼児における発達の症状の特徴の51回目を解説します。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているから即発達障害だということではありません。経過観察も必要ですし、年齢が上がるほどその特徴がなくなることが大半です。
また、皆さんが誤解していることがありますので、再度申し上げます。
発達障害は発達の異常ではありません。発達の定型(平均)からのずれ(order)が生じているだけなのです。
15 偏食、食べ物の好き嫌いが激しい。
<改善方法>
「好き嫌いをなくすために、家庭でやること」
(続き)
○調理方法を変えてみる
焼いてダメなら揚げてみる。揚げてダメなら煮込んでみる。
調理方法を変えると味や匂いや食感も変わります。
味覚や匂いなどで好き嫌いを判断している子に効果があります。
○大きさを変えてみる
一口の大きさ、細切れ、みじん切りなどにします。
食べる大きさを変えると、食感が大きく変わります。
唐揚げなんかも、細切れにすると食感は全然別物になります。
食感で好き嫌いを判断している子に効果があります。
○生活のリズムを変えてみる
朝早起きをして、体を動かしてから朝食を食べます。いつもと生活のリズムを変えて、お腹をすかせてから食事をしてみましょう。
いつもは好き嫌いで食べない物も、お腹が空いて気分が変われば食べることがあります。
次回に続きます。
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