小学生の発達の症状の特徴6
3歳から6歳児の幼児における発達の症状の特徴の46回目を解説します。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているから即発達障害だということではありません。経過観察も必要ですし、年齢が上がるほどその特徴がなくなることが大半です。
また、皆さんが誤解していることがありますので、再度申し上げます。
発達障害は発達の異常ではありません。発達の定型(平均)からのずれ(order)が生じているだけなのです。
13 迷子でも気にしない。突然いなくなる。
(続き)
<改善方法>
「迷子にならないために家庭でやること」
○子どもの興味の要因を確かめる
電車が見えると、そっちに行ってしまう子の場合は、電車が見えたときに子どもをしっかりと監視しましょう。
大きな音が聞こえたら逃げ出す子の場合は、大きな音がしたときに子どもをしっかりと監視しましょう。
何が好きで何が嫌いなのか、子どもが興味をもつ要因や逃げ出す原因がわかれば、対策が取りやすくなります。
○外出したら目を離さない
買い物などで子どもを連れて外出したら、手をつないでとにかく目を離さないようにします。目立つ色の服装だともしもの時に探しやすいです。
うちの子は、幼稚園になってもベビーカーに乗せてお出かけしました。買い物のときはスーパーのカートに乗せてました。
○家の鍵をかけカーテンを閉める
家から勝手に出ていく子の場合は、確実に玄関には鍵をかけておきます。戸建ての場合は、玄関以外の出入りできる場所もすべて施錠しておきましょう。
また、外の景色が見えないようにカーテンを閉めておきましょう。
外を通る自動車や飛んでいる蝶々、小鳥など窓から見えるものにも子どもは興味を示します。
次回に続きます。