Mybestpro Members

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

幼児の発達の症状の特徴46

吉田洋一

吉田洋一

テーマ:子育てをめぐる問題

 3歳から6歳児の幼児における発達の症状の特徴の46回目を解説します。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているから即発達障害だということではありません。経過観察も必要ですし、年齢が上がるほどその特徴がなくなることが大半です。
 また、皆さんが誤解していることがありますので、再度申し上げます。
 発達障害は発達の異常ではありません。発達の定型(平均)からのずれ(order)が生じているだけなのです。

13 迷子でも気にしない。突然いなくなる。
(続き)
<改善方法>
「迷子にならないために家庭でやること」
 ○子どもの興味の要因を確かめる
 電車が見えると、そっちに行ってしまう子の場合は、電車が見えたときに子どもをしっかりと監視しましょう。
 大きな音が聞こえたら逃げ出す子の場合は、大きな音がしたときに子どもをしっかりと監視しましょう。
 何が好きで何が嫌いなのか、子どもが興味をもつ要因や逃げ出す原因がわかれば、対策が取りやすくなります。
 ○外出したら目を離さない
 買い物などで子どもを連れて外出したら、手をつないでとにかく目を離さないようにします。目立つ色の服装だともしもの時に探しやすいです。
 うちの子は、幼稚園になってもベビーカーに乗せてお出かけしました。買い物のときはスーパーのカートに乗せてました。
 ○家の鍵をかけカーテンを閉める
 家から勝手に出ていく子の場合は、確実に玄関には鍵をかけておきます。戸建ての場合は、玄関以外の出入りできる場所もすべて施錠しておきましょう。
 また、外の景色が見えないようにカーテンを閉めておきましょう。
 外を通る自動車や飛んでいる蝶々、小鳥など窓から見えるものにも子どもは興味を示します。

 次回に続きます。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

テニスを通じて子どもの心身発達を支援するプロ

吉田洋一プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼