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吉田洋一

テニスを通じて子どもの心身発達を支援するプロ

吉田洋一(よしだよういち) / 心身発達の心理士

一般社団法人JSTC

コラム

幼児の発達の症状の特徴40

2024年4月12日

テーマ:子育てをめぐる問題

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

 訪問の皆様へ

 いつもありがとうございます。
 今年も当法人の事業であります「Jr-open」が始まりました。
 Jr-openの諸準備に相当の時間を要しますので、コラムへの投稿も毎日は無理な状況です。
 隔日になるかもしれませんが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 3歳から6歳児の幼児における発達の症状の特徴の40回目を解説します。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているから即発達障害だということではありません。経過観察も必要ですし、年齢が上がるほどその特徴がなくなることが大半です。
 また、皆さんが誤解していることがありますので、再度申し上げます。
 発達障害は発達の異常ではありません。発達の定型(平均)からのずれ(order)が生じているだけなのです。

12 極端に不器用。箸やボタン、ファスナーができない。
(続き)
<うちの子は>
 うちの子も幼稚園の頃は、服のボタンが留められず靴も上手く履けませんでした。
 幼稚園に行く頃には、ボタンやファスナーの付いていない服だけを着せました。
 幼稚園でのお絵描きももちろんダメでした。人の顔の絵で、目や口が顔の輪郭からはみ出していました。

<困ることは>
 日常生活の中で、食事や身だしなみが上手にできずに困ります。
 ・箸が上手に使えず、食事をこぼします。
 ・ボタンを留めらずに自分で服を着れません。
 手先が不器用すぎると日常生活で困ることが多くなります。
 また、お絵描きや工作ができないと幼稚園の製作活動についていけません。

<極端に不器用 その原因は>
 目で見た視覚や手で触った触覚など、いろんな感覚の刺激から脳が考え行動や運動をすることを感覚統合といいます。極端に不器用なのはこの感覚統合が未発達なのです。

 次回に続きます。

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