Mybestpro Members

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

幼児の発達の症状の特徴22

吉田洋一

吉田洋一

テーマ:子育てをめぐる問題

 3歳から6歳児の幼児における発達の症状の特徴の22回目を解説します。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているから即発達障害だということではありません。経過観察も必要ですし、年齢が上がるほどその特徴がなくなることが大半です。
 また、皆さんが誤解していることがありますので、再度申し上げます。
 発達障害は発達の異常ではありません。発達の定型(平均)からのずれ(order)が生じているだけなのです。

6 幼稚園行事を嫌がる
 幼稚園の運動会やお遊戯会などの行事を嫌がって参加できない。これも発達障害児の特徴です。この幼稚園や保育園の行事を嫌がる特徴は、いつもと違う状況の変化に対応できないのが原因です。

<具体例>
 幼稚園行事を嫌がる
 ・運動会
 ・発表会
 ・バス遠足
 ・園外へのお散歩
 ・お泊り保育
 ・保護者が大勢集まるイベント
 こんな幼稚園行事を嫌がって参加しない子がいます。無理に参加させようとすると、パニックになることもあります。
 普段の幼稚園生活と違う行事に、強い抵抗を示す特徴があります。また、行事があると喜びすぎて、はしゃぎすぎになってしまう子もいます。
 
<うちの子は>
 ・うちの子は幼稚園の頃からそれなりに行事は楽しめるほうでした。が、運動会などで大きな音がするのは苦手で嫌が っていました。幼稚園行事以外でも大きな音は苦手です。 
 ・うちの子は人混みが苦手なので、保護者がたくさん集まるイベントでは、落ち着きがなくなり、キョロキョロ不安そうになっていました。

  次回に続きます。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

テニスを通じて子どもの心身発達を支援するプロ

吉田洋一プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼