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吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

診断にぴったりと当てはまらない

吉田洋一

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テーマ:発達障害とは

 診断とは既成の「引き出し」に入れることですから、身体に合った既製服がいつも見つかるとは限らないのと同じく、「帯に短したすきに長し」でどれにもぴったり収まらないケースが必ず出てきます。
 操作的診断を用いても、やはり診断者によって診断が一致しないことが現実には少なくない理由の一つです。これを防ぐには、できる限り大きな引き出しをつくって何でも入るようにするか、できる限り引き出しの数を増やしてどれかに入るようにするしかないのです。しかし、大きすぎる引き出しは大きすぎる服と同じで役に立ちません。多すぎると引き出しは分類整理という本来の目的から外れてしまいます。たいせつなのは何のための引き出しかを考えることです。

※参考文献 子どものための精神医学 滝川一廣著

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吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

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