人材育成に熱心な企業と経営者を全力でサポート。「成果が見える研修」で人と企業を成長に導きます（2/3）

就職支援の実績から、キャリアアップや転職といった個人の相談にも対応

　山本さんは大学卒業後、人材関連事業を展開する「日本リクルートセンター(現・リクルート)」に入社。企業研修の商品群や適性検査などの営業からスタートしました。
　「当時の私は研修というものがどういうものなのかを知らず、ただ商品のパンフレットに基づいて説明しているだけ。それでも商品がよいので、高額でも売れてしまうんです。それが恐ろしく感じられて、勉強しなくてはと思いました」

　知識を身につけるために数多くの研修に立ちあい、どんな内容で、どのような伝え方をしているのかを観察、研究。
その後、NEC日本電気ソフトウェアに転職し、人事部で採用と社員研修に従事し、多くの実務経験を積みました。

　「2011年に現在のライフラインに転職。現在までに北陸を中心に多くの企業さまの採用支援と社員研修のお手伝いをさせていただけるようになりました」

　数々の事業を打ち出す中で、特に印象に残っているのは「石川県の商工労働部様から受託した、いしかわ若者就職バックアッププログラム」だとか。
　「就職氷河期で就職できなかった、派遣切りにあったといった若者を集めて、まずは弊社で 3カ月みっちりと研修、次に各企業さまで3カ月職場実習させてもらい、お互いが合意したら正社員に。このプログラム出身で、大手医療法人の管理職になっている人もいるんですよ」

　求職者と求人企業の双方に感謝され、やりがいがあったと振り返る山本さん。「私たちは企業だけではなく個人のサポートもしています。キャリアアップをしたい、転職しようかと迷っているなど、一人で悩んでいる方はお気軽にご相談ください」と呼びかけます。

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