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アメリカのマーケットコンサルタントであるサイモン・シネックのゴールデン・サークルという考え方を示しますが
影響力の高いリーダーはWhy、すなわち『なぜ、何のために』から発信しているというものです。
一見単純そうですが、ほとんどの人がWhat『何を』、How『どうやって』に焦点を当てすぎて,Why『なぜ、何のために』が曖昧になるのです。
Whyなぜ何のためにやるのか、ビジョンや想いをしっかりち伝えて、メンバーを巻き込んでいくことがリーダーです。
これはマネージャーとしてチームのビジョン実現、メンバーのキャリアビジョンに向けた成長支援に必要な考え方といえます。
ケース1 普通の会社がパソコンを売る場合
What 「我々は素晴らしいコンピュータを作った」
How 「素晴らしいデザインで簡単に使え、親しみやすい製品です」
Why 「ひとついかがですか?」
何をして、どう違い、どう優れているかを述べ相手に何か行動を期待する。
このように何かから入ると、ちょうどコンピュータを買いたいと思っている人以外は興味を惹きつけることはできません。
ケース2 Appleがパソコンを売る場合
What 「我々のすることは全て世界を変えるという信念で行っています。異なる考え方に価値があると信じています」
How 「私たちが世界を変える手段は、美しくデザインされ、簡単に使え、親しみやすい製品です」
Why 「こうして素晴らしいコンピュータが出来上がりました。一ついかがですか?」
……買います。
なぜかコンピュータを買いたいと思っていなくても、何かに期待してしまい、話を最後まで聞くほどに興味をもってもってしまいます。
Whyは人を惹きつけるのです。