酒と睡眠の微妙な関係
夏の時期になると特に痛んで気になってくるのが、ウオノメ
足の裏や指の間にできて歩くたびに痛いですね。
直径5~7mmほどに硬くなって、歩いたり圧迫されると激しく痛んで、足のウオノメなのに頭痛の原因にまでなることも。
見た目は魚の目のように、真ん中が黒く見えるので、一般に魚の目(ウオノメ)と呼ばれていますが、皮膚科の専門用語では「鶏目(けいがん)」と呼ばれます。
何の目にしろ痛いので、何とかしたいものですが、
皆さんどうしていらっしゃいますか?
・スピー〇膏を貼って、ふやかしては削り取る
・病院に行って、削ってもらう。
あまりに痛いとくり抜いて取ってもらう。
外用や外科的な方法がとられがちですが、当店のお勧めは漢方薬の内服です。
のんだ当日から痛みから解放される!
そう言って教えて下さったのは、実はお客さまでした。
もともとは、イボの改善に飲んでいただくお客様が多かったので、魚の目に飲んでいただくのは応用編でした。
作用としては鎮痛効果と鎮痙効果が期待できる成分なのですが、申し訳ないことに発想として魚の目が無かったのです。
ところが魚の目に服用していただいたお客さまは次々に
「飲み始めた当日から、痛みから解放されて、飲んでいくうちに魚の目が柔らかくなっていく」と喜んでくださいます。
飲み続けていくうちに、魚の目自体が消えてなくなって行きました。
かくいう筆者も、魚の目が出来て痛みに悩んだ時期がありました。
当時、足の裏に1円玉大~10円玉大のウオノメが何個も並んでいましたが
今では全部消えて、元の柔らかい皮膚に戻ったまま再発していません。
当時スピ―〇膏も貼りましたが、毎日が立ち仕事なので、ずれて関係のないところがふやけて皮がむけたり、かと言って外科的に取るのは、病院に行く時間も取れないし、外科的処置の後の痛みも仕事に障らないかとためらわれました。
イボも、この漢方の内服で取れます
どれくらいとれるかと言うと、下の写真くらいです。
(服用前)
(服用後)
日本の外科医たちに認められた家伝薬
「胃がんの手術をする前に、患部をきれいにし、術後の成功率を上げるため」
横須賀の薬店の家伝薬のたくさんのがんに対する治験から、千葉大の鍋谷欣市先生に教え、胃がん手術の成功率を上げるために術前に処方されていた薬です。
昭和33年に千葉大医学部外科の鍋谷欣市博士らが英文で初めて発表しています。
昭和37年に一般用生薬製剤として承認されています。
その後、千葉大医学部の外科医、中山恒明教授(1910~2005)と連名で科学的実験と臨床例を具体的に発表しています。
癌(エールリッヒ腹水癌)について増殖抑制作用と延命効果が臨床的に認められています。
ちなみに、この中山医師と言うのは、テレビドラマ「白い巨塔」の財前教授のモデルとされた方です。
千葉大医学部の研究グループによって、抗腫瘍活性に関しては、1987年(昭和62年)の生薬学雑誌41(4),344~348(1987)にも掲載されていて、後に激烈な作用がある割に毒性が確認されなかったことも追加報告されています。
そこで、
ウオノメやイボも良性の腫瘍ととらえての応用です。
ちょうどこの論文が発表されて間もないころに、亭主に虫垂がんが発見されました。
早期でしたが、この虫垂がんの発見当時不思議なことに数週間のうちにイボが出来て上記の写真ほどに大きくなっていました。このイボは、外科手術のついでに除去してもらいましたが、この生薬学雑誌の記事を読んでいたので、術後にはこの漢方を飲ませました。
この漢方処方の成分は、
フジの瘤、ヒシの実、ミロバラン、ヨクイニンで、WTTC処方と呼ばれます。
効能は、
消炎、排膿、利尿、浮腫、関節痛、鎮痛、鎮痙
剤型は、粒状で、
大人は1回2gずつ、1日3回食前30分か食間に、水か白湯で飲みます。
必要に応じて、5日分(2,700円)~ご用意しています。
痛みに悩んでいないで、まずお試しになってはいかがでしょう。