『子育て支援メッセいしかわ2018』心よい医療連携に感謝して、出場します
9月24日の土曜日に北陸大学卒後教育研修会の講師の仕事をいただいて福井に行って来ました。
その福井駅で出迎えてくれた恐竜くん
講演のタイトルは、「糖尿病は栄養をとれば健康に戻る」
これは、4年前に出した本のタイトルなのですが、4年経った今ホットな話題を提供することになりました。
さすが現役薬剤師ばかりの集まりです。ポリファーマシーの問題にも今年4月からのかかりつけ薬剤師の問題にも触れて来る。今まさにホットな話題だ。感動した!目からウロコが落ちた!と感想が出ました。
ほかのセミナーでも同じ意見は出ていますが、ポリファーマシーと言うのは皆さん聞き慣れないですね。
ポリファーマシーと言うのは「何種類もの薬を服用している患者さんに、薬による有害な症状が出ている状態」をさします。
1つでも薬を少なくし、薬による有害な状態を避けるために役立つ!と現役の薬剤師さん達におっしゃって戴けたのは嬉しい事です。
どこに行っても言われる事が
「薬剤師さんが薬の数を減らしたら仕事にならないんじゃないですか?」
いえいえ、薬剤師だからこそ、薬を大切にしますし、薬によって健康を損なうようなことは避けたいと考えるのです。
感動した!
とおっしゃって戴いたのは、栄養・食物が、糖代謝、睡眠、精神コントロールに大いに関わっていると言う事を、知っていただいたからです。
学生時代に学んだこと。それも一番苦手分野だったことが、今自分の薬剤師活動で役立つと、今さらながら気づいていただいて感激していただきました。
同じような言葉を、生活習慣病の指導をしている患者さまからも聞くことが出来ます。
自分の生活と体調と検査結果の密接な関係を知った時、「目からウロコが落ちた!」「自分で身体をコントロールしてみます!」とおっしゃっていただき、薬が増えないばかりか減らす方もおられるのです。
最終目標は、うちを卒業し、自分で体調コントロールしていただく事です。
無理のないように、何度もお付き合いしています。
そんなわけで今回の会からも、本を読んでからもう一度聞きたいから、もう一度講師に来て下さい。とおかわりのオファーを戴いて来ました。
ありがとうございます。また伺わせていただきます。