一部地目変更・分筆登記の見積精度を高める、当事務所のデータ収集手法 土地の「現況」を正確に把握することの重要性

疋田敬之

疋田敬之

テーマ:土地 建物 測量 相続

一部地目変更や分筆登記のご相談をいただいた際、当事務所では、見積もりを算出する前段階での「現地調査とデータ収集」を非常に重視しています。

一見すると平坦に見える土地でも、実際には起伏があったり、草木が茂っていて見通しが悪かったり、境界付近に障害物があったりと、現地に足を運んでみないと分からない要素が多く存在するからです。

これらの現況を曖昧なまま見積もってしまうと、実際の業務が始まってから想定以上の作業が必要になり、見積もりと実費に乖離が生じる原因になりかねません。当事務所では、依頼者様に根拠のある適正な費用をご提示するため、見積もりの段階から最新のデジタル技術を導入しています。

NW型GNSSとSLAM100による「国家座標に基づいた3D観測」
当事務所が現地調査に活用しているのが、移動型の3Dレーザースキャナー「SLAM100」と、ネットワーク型GNSS(NW型GNSS)による観測システムです。実際の調査風景を動画でご覧ください。



当事務所の手法では、まずNW型GNSS方式によって地球上での正確な位置を示す「国家座標(世界測地系)」を取得します。その上でSLAM100を併用して現地を歩くことで、ただの立体像ではなく、「国家座標に正しく紐付けられた、精密な3D点群データ」として現況を記録します。

精密なデータ収集が「安心な見積もり」に繋がる理由
1. 見積もり算出の根拠が明確になる
国家座標と連動した3Dデータは、事務所のCADシステム等で詳細に分析・計測できます。「どこにどれだけの傾斜や障害物があるか」が客観的な数値として把握できるため、感覚に頼らない、根拠に基づいた見積もりを算出できます。

2. 現地調査の効率化とご近所への配慮
NW型GNSSによる迅速な位置特定と、歩きながら面的なデータを取得できるSLAM100の組み合わせにより、現地での滞在時間を大幅に短縮できます。お客様の大切な土地や、近隣住民の方々へ必要以上の負担をおかけしません。

3. 後からの計画変更や手戻りを防ぐ
見積もり段階で正確な国家座標に基づく位置関係を把握しておくことで、その後の分筆ラインの検討や地目変更の手続きが極めてスムーズに進み、業務着手後の予期せぬトラブルや計画変更を防ぎます。

確かなデータに基づいた、誠実な手続きを
最新の観測技術を導入しているのは、作業の効率化だけでなく、何よりも依頼者様に「根拠のある適正な見積もり」をお示しし、納得して手続きを進めていただくためです。

一部地目変更や分筆登記は、大切な不動産の価値に関わる重要な手続きです。当事務所は、確かなデータと技術に基づき、誠実かつスピーディーに対応いたします。どうぞお気軽にご相談ください。

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疋田敬之
専門家

疋田敬之(土地家屋調査士)

土地家屋調査士 疋田敬之事務所

衛星及び電子基準点を使用したネットワーク型RTK-GNSS測量で引照点観測をした世界座標による地積測量図を作成することにより何世代を経過しても安心して境界杭を維持管理できるデータを提供します

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