もみ・・・じ
母の介護で、食事の次に難しいのが口腔ケアだ。
元々母は若い頃から歯には気を配っていたので、80歳では27本自分の歯があった。(8020運動からすると超優秀)
しかし認知症が進むにつれどんどん抜けていった。(今は18本ぐらいかな)
自分では歯磨きも口ゆすぎもできないので、毎食後介助での口腔ケアと、月に2回、施設での集団歯科検診を受けている。(これは本当にありがたい。外来での歯科受診にはどれだけ苦労したことか…)
にもかかわらず、歯は次々と抜けたり欠けたり折れたりしている。
原因は、まず歯ぎしり。とんでもない力でギリギリやっているからと、歯科衛生士さんの記録にもある。
それと私が思うには食事形態。
ゼリー状食なのであらゆるものがトロトロねばねばしている。
口をゆすげないので口腔ケア用スポンジを使うが、水分を含みすぎるとムセにつながるため、根気強く何度も何度も拭う。
それでもなかなかスッキリさっぱり…にはならない。
ゆすげないので…
ここで、
昨日の「スェーデン式 ゆすがない歯磨き」につながる。
そう、ゆすがなくていいのだ!
ゆすげなくなってから、歯磨き粉は使っていなかった。
もちろん、口の中にたまるほど残してはいけないが、「歯磨き後は口をゆすぐ」という固定概念から開放されたのだ。
少しでも母の口の中がスッキリさっぱりするモノの選択肢は多いに広がった。
無発泡の歯磨き粉などなど
母に少しずつ試し中ですので、また経過報告させていただきます。