人を傷つけるのは
昨日から抗がん剤治療が始まった父だが、今のところ、
特に何も変わったこともなく過ごせているという。
投与は、火曜日から木曜日までの48時間。
今後、2週間ごとに行うらしい。
終了時に針を抜く?のを、どうやら私がすることになりそうで、
明日の晩、先生がするのを見に行かないといけなくなった・・・
父は、できるだけ変わらずに、日常を過ごそうとしているように見える。
入院仕様ではなくて、家でいつも使っていたモノや、食べてた飴なんかを、
持ってきてくれ・・・と、あれこれ注文が入る。
で、届けに行くと、なんか困るほどに何度も、「ありがとう」「ありがとう」を言って、
帰り際には、「ほんまありがとう」の後に、「じゃあ、また明日」と言う。必ず。
明日もまた、来るつもりやけど・・・ね・・・
でも、なんだか、こんなん言ったらアカンのやけど、
今回は、病院行くたびに、かなり気が滅入る。
病棟には、抗がん剤治療中の患者さんがたくさんいて、
父より、みな、ちょっと先の状態みたいで。
現実感が無いままに、少し先の未来を突き付けられているようで。
今日は、仕事で、98歳のAさんと会った。
「どっこも悪ない」
「100歳まで、がんばれるかな」
豪快に笑う、そのパワーに、押されまくった・・・
しっかりせなね。
がんばろう。