”おとうさん”と呼ぶのが
昨日のつづき。
自分では、母の介護は何もストレスではないと思っていた父のコト。
「ストレスだった」とわかってからは、なんというか、
びっくりするぐらいに、ケロッと開き直っている。
ずっとお腹の調子が悪く、原因もわからなかったので、いちおう自分で
冷たいモノをひかえようと、好きなビールも我慢していたのだけれど、
昨晩、気持ちよさそうに、グビグビ冷たいビールを飲んでいた。
「うまいっ!!」と、大満足。
これで、明日お腹の調子が悪くなっても、いいのだそう。
まさに、気のもちよう。(笑)
日常的な母への関わりは、何も変わりない。
トイレや食事の介助に、部屋の中のぐるぐる歩き、料理もするし、合間に畑にも行く。
表面なにも変わりはないが、父の中では、今まで無視して抑え込んでいた自分の感情、
ココロの声を素直に受け取ることができているのだそう。
「しんどい」、「めんどくさい」、「なんで」、「今じゃなくても」・・・などという、
瞬間的に浮かぶ感情を受け取ること。
そうすると、「しんどいな~・・・けど、やっといたほうがいい」と思えたり、
「しんどいな~・・・後にしよ」と思ったり。
ホントにそれだけで、ずいぶん気持ちが楽になったそう。
まあ、キマジメだけど、基本単純な父なので(私の親なのでそらそうやろ~)
「それでいい」と思うと、変わり身は早い。
気のもちよう。
大切です。
ほんとうに。