もみ・・・じ
このところ、母の寝相がすごい(ひどい)。
ちょうど先週、気温が上がってきたころからなので、暑いのだろうと
ベッドパッドも、布団も「あいもの」仕様に変えたから、これで大丈夫か・・・と
思ったのもつかのま、昨夜も結局大あばれ。
ベッドの上半分に 膝を曲げてくの字になった母が斜めに納まっている・・・という図。
ベッドの幅は91cmしかないので、頭はヘッドボードの端に押し付けられ、
曲げた膝から下は、介助バーの空いた隙間につっこまれている。
数年前に、サイドレールの隙間に首が挟まって・・・という事故が続き、
メーカー側は、あれこれ改善をし、
先日の展示会でも、安全面のアピールは、けっこうすごかった。
しかし、母を見ていると、どうやったらそこから足が出るのか・・・というところからも
出ている。
たとえどんなにわずかであっても、表面に全く隙間が空いていない板状でない限り
足が、足首から先が、手が、指先が、指の一本が、つっこまれている。
そうやって出たものが、入れた時のようにすんなり出てくるとは限らないので
夜中突然、何かをたたく音がしたり、介助バーがゆさぶられたり、ベッドがきしんだり・・・する。
ベッド高さはもっとも低く設定しているけれど、足がだらりと落ちている時もある。
救出は、結構大変。
あちこちが“ねじくりかえって” この手が、右なのか左なのか、見ただけではわからない。
ので、どっち方向に動かすと痛くないのかが、とっさにわからない・・・
(元々、「右」「左」苦手なので・・・)
クッションや、座布団で防御して様子を見ながらも、
そうやってモノを入れると、ますます寝るための空間が狭くなるし・・・
当分 格闘が続く。
畳に布団で寝るより、どんなに素材やらが改善されても、人工物のマットでは、
やっぱり「暑い」のだろうか・・・・と素朴な疑問。