外でスッキリ
お泊りというのは、ショートステイのこと。
※要介護1~5の人が利用できる在宅サービス。
「短期入所生活介護」→ 特別養護老人ホームなどに短期間入所し、介護や日常生活の世話をうける。
「短期入所療養介護」→ 老人保健施設などに短期間入所し、介護や必要な機能訓練を受ける。
原則として、介護保険の認定有効期間の概ね半分の日数を超える利用はできない。
連続利用は、最大30日まで。
要介護度に応じた利用限度額が設けられている。・・・「神戸市の介護保険のあらまし」参照
母は、要介護2。
「短期入所生活介護」を、今回初めて1泊2日利用することにした。
利用にあたって、今の母の状態を詳しく記載する書類がいるよう。
意志の疎通ができるか、食事、排せつ・・・などの日常生活動作ができるか・・・
初めて介護保険の申請をしてから今で2年ちょっと。
具体的にどのレベルでできるか、できないか・・・ということを一つ一つ見ていくと
本当に、「ああ、今はもうこうなんだ・・・」ということが、
客観的に、というかほとんど機械的に見えてきて、感情を伴わないで 受け止められた。
「ショートステイを利用する目的」という欄がある。
「家族の介護負担の軽減」(はっきり言えば自分の)・・・と書くしかなくて
母が行きたいとか、行くことで何か母にメリットがあるとか、
そんなことは全然ないのに、こういう選択をしているんだ・・・と思った。
それでも、これは、私たち家族にとって、必要な選択。
実際のところ、母の症状が進んだことで、利用できるようになったサービスと言える。
布団の上で立ち上がって歩きだしたり、自由に動き回っていた時は、
個室でベッド・・・という環境に、お泊りしてもらうことはできなかった。
今は、あのレンタルした電動ベッドで、夜は「ちんっ」と眠っている。
これなら大丈夫か・・・というところでの決断。
来週の日曜日、月曜日の1泊2日。
母の好きなピンクの、新しいパジャマや洗面セットを揃えよっかな。
なんだか保育園のお泊りに初めて送り出すなんとか・・・みたいな気分を
ちょっと味わわせてもらってるようです(笑)。
また、経過報告します。