熱の効果か
というのが、いったいどこなのかわからないけれど、
睡眠薬を飲みだしてから母は、ほとんどずっと、うつらうつらのこっくりさん状態。
あまりに寝なくて、夜間覚醒の頻度も増え、こちらがすっかりまいってしまい、
睡眠導入剤から、睡眠薬へと切り替えてもらったのが今週の月曜日。
飲んでから寝付くまでに3時間近くかかり、寝付いてからはおかげで朝まで
ぐっすりだったけれど、火曜日のデイサービスでは、
昼食後初めてベッドで2時間 爆睡したらしい。
帰ってからも、父が言うには、妙に静かでおとなしかったらしい。
夜、飲ませる量を迷ったけれど、昼間そんだけ寝たのなら・・・・と思い
また、全量飲ませた。
ら・・・・水曜日も一日中こっくりさん。
これではいけない。
起きているときに あまりに意識がここになくて、
足元もなにもかも 危なくて仕方がない。
ということで、半量に減らした。
水曜日の晩、木曜日の晩も。
ようやく、薬が抜けたのか、今朝は2時から起きてすっかり元気にうろうろ。
またまたこっちはたまったもんじゃあないけれど
それでも、目の焦点が少なくとも 顔の真ん前に来たときには合って、
すっとぼけた会話でも、どこかに接点がある状態に ようやく戻った。
もちろん、寝てくれたら正直助かる。
けど、そのために、昼間の母の時間まで 奪うことになっていた。
明らかに体はここにあるけれど、意識はどこ~???という状態。
睡眠薬の調節は難しいと、みっちゃん(幼馴染のDr)からも言われている。
種類、量、組合せ・・・など
人によって、まったく違うし、
同じ人でも、状況によって違う。
まだまだ当分試行錯誤。
しかし、薬で調整してしまうことに、久しぶりに罪悪感にとらわれている。
日中少しうつらうつらして、夜も細切れに眠たり起きたりするのは、
母の活動量(脳や神経の疲労度)には適したことなんだと思う。
あっちとこっち、行ったり戻ったり、母の好きなペースでふらふらゆらゆら。
それを、要はこちらの都合に合わせて、余分に無理やり寝させているので、
ひずみが起こる。
薬で無理やりに行かされている“あっちの世界”・・・・
こっちの生活、健康を守るために、
寝てもらうために飲ませる と決めたので
罪悪感なんてきれいごとを言っている場合ではなく
せめて、母の睡眠パターンに合って、少しでも楽に効果があるような
そんな薬のコントロールができるように
まだしばらく試行錯誤が続く。