車いすで
ボチボチやばいぞと どっかでわかってた。
一か月たって、少し落ち着いた日々が続いて、本当なら
なんの不満も不安もないはず。
なのに、大嵐が過ぎると、その最中には全く気にもならず、
むしろ「いくらでもどうぞ」ぐらいに思えてた 小さなさざ波に
目が向いてしまう。
「なんでそんなことっ」というフレーズが瞬間瞬間に浮かんでしまう。
もちろん、顔にも口にも出してはいないつもり。
つもりやけど、私のそんな心の動きは、敏感にしっかり反映されるので 母がまた荒れてきた。
夜通し落ち着かずで、今朝はお互いに睡眠2時間ほど。
HA~
日本昔話の良いおじいさんも悪いおじいさんも、たった一度のありがたい出来事や、
どか~んとした出来事で ちゃんと改心して、その後は めでたしめでたしで暮らしてはる。
すごいなあ と思う。
ほんとに 心がきれいなんやろなあ と思う。
状況に振り回され、余裕がなくなると、ほんとに振り回される私。
昨日、中学からの友達から 仕事の依頼を受けて ご家族と会ってきた。
帰りの車の中で 「さかべが こんな仕事をしてるから 頼んだのもあるけど、
もし今さかべが お母さんの介護をしてなかったら またちがったかも」
と言ってくれた。
じたばたしてること、なんか役に立つかな。
役に立てなね。
自分を持て余しながら それでも プロとしての仕事に、
きれいごとでない ほんまのじたばたを活かすために、
ちゃんと向き合って 正直に歩いていこう。
お母さん ごめん と思ってるねん。
ほんとに。
ごめんね。