経営コンサルティングはショー?技神(WAZAGAMI)はガチンコ!
新年あけましておめでとうございます。
こんにちは。「専門家を使う専門家」のコラムの翻訳者、えりかです。
今回のコラムでは、“コンサルタントがコンサルティング指導に臨むべき姿勢”についてのお話です。
このコラムの大きなポイントは、“マネジメントは人の使い方であり、その成功は戦いに勝つ”ということです。
さて、専門家を使う専門家の話が始まります。
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昔のように「私たちコンサルタントは全力を挙げて指導しますので、企業側としても背水の陣を引いて取り組んでください。」と言って取り組むような、難しい、企業の存亡をかけたテーマはすっかりなくなったように思います。
むしろ、コンサルタントと企業側の双方にとって〝楽”で、失敗しても企業側のメンバーの〝出世に影響しない“テーマが増えているように思います。
例えば、「グローバルに人材を採用するための施策」とか「採用した人材を定着させるための仕組み」など。
また、「カーボンニュートラルの世界の到来に貢献する」などの、一見、世の中に先んじているようなテーマは、実は近々の競争力強化につながらないものが多いと言えます。
これらはIR、株主様向けに広報機能を持つテーマですね。
家庭に例えますと、ピアノやお花を習いに行くというような他人に自慢できるテーマですね。
このように安易なテーマが増えたことは決して企業側に経営課題として重要なテーマが減ったからではありません。むしろ、これまで重要な経営課題に対して、コンサルタント側が単に「PDCAを回して管理する技術の提供」や、そのフォローなどの、本当に企業側として必要な「助力の提供を怠っていたこと」が起因すると思います。
しかし、コンサルタント側こそ「背水の陣」で臨まねばならない時代であるという認識が必要です。
何故なら、生成AIを使えばかなりのコンサルティング企画書が企業側で書くことができるからです。
そしてマネジメントとは、一番、経営で難しいと言われる「人の使い方」を放置して「自立に任せること」ではない。それは仲良しクラブのサークルであり、マネジメントの原点は戦争であり、そこにおける成功とはただ一つ「戦いに勝つ」ことである。
しかもリスクを最小(戦死者を最小)にして、成果を最大にする(=相手の反撃能力を最大限に無くす)ことである。
コンサルタントの方へ、「ムダ」を「余裕」と読み替えていませんか?
戦後、日本企業が海外に進出するために「安かろう悪かろう」と言われた当時の日本製品を「安くて良いもの」に進化させるために必死で「無駄を省く」ことに集中した時代はコンサルタントの頭から忘れられたのでしょうか。「いや、ムダも今の時代では余裕として必要です。」と言われているのでしょうか。こんな指導では、企業は勝てませんね。
顕著な例では、「働き方改革」の指導があります。
「働き方改革」=「マネジメント」ではありません。働き方改革は、労働者の働きやすさや生産性の向上を目的とした取り組みであり、マネジメントは、組織を目標に向かって導くための活動です。働き方改革のみを実施すると、その先は「働かない改革」になり、企業が競争力を放棄したことになります。
コラム「働き方改革」は「働かない改革」なの?
https://mbp-japan.com/hyogo/takarada/column/5108968/をご覧ください。
働き方改革を実現しつつ企業の競争力を強化するためには、マネジメントの改革が必要不可欠です。
従来の管理方法の見直しは、テレワークやフレックスタイム制などの導入などで済みます。しかし、これだけでは確実に「働かない改革」になります。行き着くところ無放任の管理になれば、誰も働かなくなりさぼります。
従来の管理方法を見直し、かつ労働者の自律性を高めるための指導が、コンサルタントには答えとしてありますか?
今、企業がコンサルタントに求めているのはこれです。
コンサルタントとして背水の陣に置かれていることを認識すべきである。
さて、ChatGPTに問い合わせてみました。
(ChatGPT回答)
コンサルタントとして、背水の陣の環境で企業に真に必要なサポートを提供するためには、以下の指針に従うことが重要です。
1.経営課題の本質に焦点を当てる:
軽薄なテーマや安易なアプローチではなく、企業が抱える本質的な経営課題に焦点を当てることが必要です。PDCAサイクルの提供だけでなく、問題の根本原因を明らかにし、戦略的なアプローチで解決策を提案することが求められます。
2.人の使い方に注力する:
マネジメントは人の使い方であり、企業の成功は結局、人材の最適な配置と育成にかかっています。コンサルタントはクライアント企業において、適切なマネジメントの指導と組織文化の構築を支援するべきです。
3.AI活用に柔軟かつ効果的に対応する:
AIの台頭により、コンサルティング業界も変革を迫られています。コンサルタントはAIを有効活用し、効率を向上させつつも、クライアント企業に適した戦略や人材の使い方を提案する柔軟性が求められます。
4.働き方改革とマネジメントの統合:
働き方改革だけでなく、同時にマネジメントの改革を行うことが重要です。働き方改革は生産性向上を目指すものであり、そのためには組織全体のマネジメントの質を向上させる必要があります。コンサルタントは両者を統合的に捉え、バランスを取りながら提案するべきです。
5.リーダーシップと戦略の提供:
背水の陣の中で企業を導くために、コンサルタントはリーダーシップを発揮し、戦略的な視点からクライアントに価値を提供する必要があります。単なる助言やフォローだけでなく、積極的な提案と共に企業の成長に寄与することが求められます。
これらの指針に従い、コンサルタントは背水の陣の環境でより有益なサポートを提供できるでしょう。
如何でしょうか。
企業の経営者の皆様は、これらを念頭に置き、コンサルタントを選ばれることが必要です。
私たちの技神にはこれらに対応できる人材がいます。
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