45歳定年制へのパラレルキャリア支援

2021年9月10日公開 / 2021年11月1日更新

テーマ：45歳定年制

コラムカテゴリ：ビジネス

コラムキーワード：経営戦略、採用支援、キャリアコンサルティング

今回のコラムでは、45歳定年制という最新の考えについての解決策として、
パラレルキャリア支援についてお話します。

昨日(2021年9月9日)、某食品メーカーのトップが「45歳定年制を敷いて会社に頼らない姿勢が必要だ。」と個人的なご意見として人材の流動性が大事だという一つの事例を述べられました。
私たちなりに解釈しましたのでは、45歳になったら大企業を退職して中小企業で第二の人生を頑張ると言う事が実現できれば、大企業の人余りによる生産性の悪さが解消され、中小企業でのできる人材の不足も解決されます。
まさに将来の日本を見たご意見だと思います。

しかしながら、その為の制度、仕組みを構築しないと単なる"早期退職勧告＝45歳での肩たたき”にならないでしょうかと言う心配をされる方々が大半ではないでしょうか。
また、大企業で優秀であった人材が必ずしも中小企業で活躍してくれるとは限らない。
中小企業の経営者の方なら、「取引先の大企業から人材を押し付けられたが、当社では活躍できず、すぐに辞めてしまった。」と嘆かれた事もおありでしょう。
即ち、大企業出身または在籍中の人材をいきなり採用してはミスマッチが起こる可能性があります。

私たちは以前からこの問題に取り組んできました。
その解決方法としてパラレルキャリア支援事業を行なっています。
それは、大企業に在籍していながら、中小企業への業務支援を行い、その活動期間中にお互いを理解し合い、相性が合えば、転職（中小企業側から見れば採用）する。
相性が合わなければ、大企業に戻り、また別の企業で業務支援を行い、その企業との相性を探ります。

この業務支援を企画するのは、中小企業の経営課題をよく聞き取り、それを解決できそうな大企業在籍の人材をブレンド（マッチングではなくブレンド）しますので、中小企業にとっては困っていた経営課題が解決できて喜ばれます。
更に、経営課題が再燃しないように解決策を定着化するには、コンサルタントのように、「私は課題を解決するのが仕事ですので実行するのはみなさんでやってください。」と突き放すようにされると中小企業ではたちまち困りますが、業務支援で来て頂いた大企業在籍中の人材をそのまま社員として採用すれば全て解決します。
この業務支援は弊社の『技神顧問』と言う事業で対応しています。
企業経営者の皆様には、是非、下記のページをご覧ください。

技神
https://wazagami.com/
更に詳しく『パラレルキャリア支援事業』は
https://parallelcareers.com/

よろしくお願い申し上げます。

追伸
「45歳定年制」はあくまでも個人的なご意見として人材の流動性が大事だという一つの事例を述べられました訳で、発信された会社がその具体的に計画しているものではなく、且つ導入する予定もございません。「日本の将来の為」を思って言われていると思います。私たちも全力を挙げて、「素晴らしい日本の将来づくり」の為にがんばります！

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