コンサルティングの3要素
~外部人材活用の教科書~
第三巻【EV編 脱炭素 迫る世界編】
はじめに
本ページは、企業の経営者、経営企画、人事部門向けの「外部人材活用の教科書」です。
以前のコラムで書きました「できる人材の不足時代における、外部人材(=専門家)活用について」https://mbp-japan.com/hyogo/takarada/column/5089137/
の続編として、現在、企業が抱えている具体的な経営・技術課題について、その解決のための教科書としてシリーズとして執筆していきます。
経営に携わる皆様のご参考になれば幸いです。
■待ったなしのEV化への対応
EUが2035年にガソリン・ディーゼル車の販売禁止を発表、世界に広がるEV化の流れ
2021年7月14日、ヨーロッパ連合(EU)の執務機関であるヨーロッパ委員会(EC)が「欧州グリーンディール」に関する法案について発表とことのよると、CO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスを、2030年までに1990年比で少なくとも55%削減するという高い目標であり、2019年12月11日に発表された欧州グリーンディール政策が最終目標としている、2050年のカーボンニュートラルに向けた中間でのマイルストーンである。
カーボンニュートラルとは、人間の社会活動によって排出されるCO2などの温室効果ガスを、森林など自然界で吸収される量で相殺するという考え方である。
特に自動車領域でのCO2排出量を2030年までに2021年比で55%削減、そして2035年までに100%削減という厳しい内容である。
これにより、ヨーロッパでは2035年までにガソリン車とディーゼル車の販売は禁止され、内燃機関とモーターを組み合わせたハイブリッド車(HEV)についても事実上、販売禁止になる。と
更に本日2021年9月7日の経済新聞一面では、「ホンダ・GM、EV共通化 生き残りへ規模確保」の見出しが躍っています。
まったなしのEV化への対応は、企業が生き残るために、そして人類が存続するために脱炭素の実現をして地球温暖化を避けるための至上命題です。
そこでEVの専門家としての外部人材の登場です。
■学歴
1983年 同志社大学大学院 機械工学専攻 修了
2018年 京都工芸繊維大学 大学院博士課程入学 デザイン学専攻
■経験した職務要約
グローバル電機メーカーに入社。研究所でロボティクス研究後、海外で先端技術調査を行う。パワーアシストの研究を重ね、世界初の回生充電ができる電動アシスト自転車の開発と事業化に成功。その後、自動車用リチウムイオン電池の初代開発リーダー。電動スクーターの開発・事業化も行う。
その後、農業機械メーカーに転じ、ロボット農機を開発。
■EV化についてお手伝いできること
EV化についての開発・設計・事業化までお手伝いできます。
その背景として、電動駆動、電池システム、ロボティクスの専門技術領域を持ち、「イノベーティブデザインプロセス」(意匠的な製作からエンジニアリング的な製作、そして技術に裏付けされた機能を作ることまで)により「いいもの」を作ります。
具体的には、EVに必須のモーターの経験があり、現在開発している山林用EVマシンはモータのコアから設計しています(定格約2.5kW)。
インバータ及びギア一体型のモジュールをすべて自設計しています。
過去に電動アシスト自転車用モータ(250W)、電動スクータ用モータ(1.3kW)の設計・製造経験があります。
リチウムイオン電池については、グローバル電機メーカーでの自動車用リチウムイオン電池開発の初代技術プロジェクトリーダーでした。
電池セルの内部構造とその理由、モジュール・パック設計等、重要なポイントはご説明できます。BMS(バッテリーマネジメントシステム)の知見もあります。
バッテリーパックはセルの種類とメーカー、そのセルの特性に合わせたモジュールの設計が必要です。
⇒パックの中の温度管理など、考慮すべき点が多くあります。
⇒セルの発煙発火時にも対処できる設計工夫が必要です。
⇒製品の中には、上記が十分に考慮せず、ただ詰め込まれている例が多くあるように思います。
EV開発は私の夢で現在も続けているものであり、これまでの経験を活かして貢献できれば光栄です。
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