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財田和典

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財田和典(たからだかずのり) / 経営コンサルタント

株式会社リンクウィル

コラム

できる人材の不足時代における、外部人材(=専門家)活用について

2021年7月5日 公開 / 2021年9月9日更新

テーマ:外部人材活用

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 業務効率化 事例人材育成 研修経営戦略

はじめまして、「専門家を使う専門家」のコラムの翻訳者、えりかです。


「専門家を使う専門家」の文章はわかりにくいので、私が翻訳?を依頼されています。お読みいただく方はお忙しいと思いますので、私が毎回、前段でコラムの概要を簡単に記させていただきます。

今日は、“外部人材活用”についてのお話です。
このコラムのポイントは、“外部人材ごとに特徴があること”です。
そこで“外部人材に経営技術の何を求めるかをはっきり”すればよいということが重要になってきます。

さて、専門家を使う専門家の話が始まります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

初めまして、コラム連載の初回をお読みいただきありがとうございます。


タイトルにもある「できる人材不足」とは何か?
人材は居ても、「この課題を解決できる人材がいない。」のが中小企業経営者の方の悩みです。
また、最近は大企業からも「昔はいたが、今は辞めてしまっていない。」と言う声も多々、お聞きします。
つまり「できる人材」が欲しいが、なかなかうまく採用できないというのが実情です。


政府の言われる一億総活躍社会で、高齢者や女性に活路を開くにも、中堅・中小企業さんが大企業で活躍されていた取締役や部長の方を採用しようと検討しても、必要としているスキルを持たれた人物かの見極めは多大の苦労とリスクが有り、難しいものです。

大企業は海外人材に活路を見出して、社内公用語は英語と言う会社も有りますが、一般的にはまだまだの状況では有りませんか。派遣人材に期待しても、コストが割高で、正社員並みのスキルと能力が有れば、正社員になっているのでは?との思いが有り、積極的な活用に今一歩踏み切れていないのが現実では有りませんか。
このような環境下で、自社の状況に合った外部人材をどのように採用して、うまく活用するかについてお話いたします。会社の規模にかかわらず、技術を支える優秀な人材を確保することは、最重要事項の1つですが、人手不足の現在、至難の業とも言えます。

★優秀な人材を採用できてもすぐ辞めてしまう。なぜか?
理由1. 他社では優秀な人材であっても、当社でも優秀な人材になるとは限らないから。
理由2. その優秀な人材を活用する分野が明確になっていないのに、優秀な人材であることに飛びつき、どこかで使えるだろうと言う考えで採用し、使いまわしにして、結局、放置してしまうから。

以下のような世の中の言葉に踊らされてはいけません。
• 「ミスマッチのない人材のマッチング」→ミスマッチとは何か?誰が犯人で起こるのか?
• 「ご本人のスキルを活かす仕事をご紹介します。」→スキルとは何か?
• 「勤務期間中もカウンセリング、フォロー致します。」→仕事内容を知らないでフォローできますか?
これらは一例ですが、人手不足と言って、出された人材に飛びつかないことです。


※見極めるポイント
1.あなたの会社は何をしたいのか。それをやらない場合に会社は潰れるのか?←「何をやらないかを決めるのが戦略」
2.やることが必要性(やった方が良い)か必然性(やらねばならない)なのか
3.やり遂げるために人員が物理的に不足しているのか、人員数は充足しているがスキル面が不足しているのか。

外部人材とは、ここでは、
1)企業OB人材
2)経営コンサルタント
3)技術者(技術コンサルタントも含む)
等、一般的には「固定費ではなく、変動費として活用できる人材」を言うことと定義します。
※中途採用者は、定年までの年齢層を採用する場合は固定費として考え、今回のお話では対象外とします。
企業OB人材は、いわゆる再雇用者であり雇用期間が短いものとして変動費と考えます。


外部人材に求めるものは何か?
自社で不足しているリソースを求める。(リソース=経営技術)
①物理的に人員が少なく、手足が足りない場合
⇒一般的に派遣または請負と呼ばれる支援サービスで対応。あるいは中途採用で充足させる。
②人員の数はいるが、やってほしい事をできる人がいない場合
⇒固定費(総人件費)を増やさないで解決できれば一番よい。つまり今いる社員のレベルを上げたい。
これから②についてお話致します。

外部人材に何を求めますか?
「経営技術の何を求めますか」
①固有技術・・・技術者、企業OB人材
②管理技術・・・経営コンサルタント、企業OB人材
③固有技術+管理技術・・・企業OB人材
この選定を間違うとミスマッチになります。

次回コラムでは、「固有技術」と「管理技術」の違いについてお話します。


※ここで言う専門家とは、その学問分野や事柄を専門に研究・担当し、それらに精通している人。エキスパート。スペシャリスト。具体的には、経営コンサルタント、技術コンサルタント、技術者、企業OB・OGなど。
企業側の課題=扱いにくい問題領域に解決策を生み出したい。
扱いにくい問題領域に解決策を生み出す能力=スキル、技と呼びます。
よろしければ「技神顧問」事業のホームページをご覧ください。
https://wazagami.com/

具体的なトピックはこちら↓
~外部人材活用の教科書~
第一巻【SDGs、脱炭素、カーボンフリー編】
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宜しくお願い致します。

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